【モロッコ旅】ラクダでサハラ砂漠ツアー!迷路都市フェズで皮なめし見学も。
どうも〜🙌
あっという間に2月がやってきましたね〜、僕の旅もあと1ヶ月になっちゃいました。早いですね…
今日は、モロッコpart2.迷宮都市フェズとサハラ砂漠編です✍️
夢だったサハラ砂漠の景色は忘れられない思い出になりました…😌✨
◆迷宮都市フェズへ
朝早くに素敵だったシャウエンをバスで脱出し、次なる街であるフェズに昼過ぎくらいに到着。
フェズへのバスは、席の上についてたクーラーの排気口から水が滴ってくるという素敵仕様でした。
水が滴っても許されるのはイイ男だけなんだということが、「言葉」でなく「心」で理解できました。
モロッコには色々なことを教えられるぜ…
フェズの旧市街は複雑に入り組んでいて、狭い路地には露店が大量に並んでスークと呼ばれるバザールを形成しています。活気のあるスークの立ち並ぶ旧市街全体は世界文化遺産となっているのです。
ただでさえ狭い路地に並ぶ露店。
行き交う大量の人々。
普通に歩くのも大変なくらいに賑わっています。
ここにもにゃんこ先生。
モロッコのにゃんこの可愛さは留まることを知りません。もうちょっと留まってくれ。けしからん。
魅力的な路地がそこかしこにあるので、フラフラっとメインの通りを離れると秒で迷います。更にその先でまた魅力的な路地に吸い込まれ…どんどん道を見失う…
しかし…これでいいっ…!
これでこそ旅…旅だっ…!
プラプラしてたら見つけたカフェで珈琲をテイクアウトして、珈琲片手に迷路に迷う。
うーむ、最高か。
迷っても決して案内してくれない猫。
そして、フェズにはモロッコを3大ウザイ国たらしめるモロッコ人たちが大量に出没します。
旧市街を迷ってると、
どこに行くんだ?!案内してやろう!!
頼んでもないのに道案内をしてくる輩がそこかしこにいます。スルーして通り過ぎようとすると
そっちは行き止まりだ!!こっちこっち!!
と、思いっきり行き止まりじゃないのに平気で嘘をついてチップをふんだくろうとしてきます。
シカトしようとも、彼らはそこそこ着いてくるのでなかなか面倒くさいです。
ただ、3大ウザイ国で有名なインド・エジプトのウザ戦闘力と比べると、モロッコを1ウザスだとするとインドは150ウザス、エジプトは53万ウザスくらいの体感値なので(檀原調べ)まだまだ修行不足ですね。まずは界王拳くらいを会得してから3大ウザイ国を名乗ってほしいものです…。
ウザプト人はまだ2段階変身を残しているというのに…
◆皮なめし職人の工房へ
フェズでは、革なめし(タンネリ)という動物皮の加工がさかんらしく、そこかしこに工場がある。
モロッコ人は観光客を革なめし工場に案内してチップや革製品を買わせようと街を徘徊しています。
まあしかし、折角案内してくれるのだから彼らの誘いに乗ってみるのもまた一興。
僕は3人のモロッコ人にそれぞれ別の場所に案内してもらってきました。
羊の毛が集められてる。くさめ。
ドブみたいに見えるけど、ここで色をつけてるんだと。
色を付けた革を干しているところ。
フェズの革なめし職人たち。 pic.twitter.com/pKUC4J3q7J
— だ。 (@DamalYsk) 2020年1月24日
赤色に染められた革。
どの案内人についていっても、黄色はサフランで〜黒はマスカラで染めてて〜とかって説明が全く一緒なのが笑えた。笑
誰かが全員に教育してるんやろか。笑
革なめし職人はこんな感じで作業してました。結構な肉体労働でしんどそう…そらあ革製品もある程度の値段するわな…
そのまま景色がキレイなポイントまで連れてってくれました。
これは高額なチップを要求されるに違いない…😂
最後に案内してくれた兄ちゃんの家族がやってるカーペット屋さんで営業を受けるという、もはやどこの国でも同じメニューをしっかりこなし、しっかり断って帰ってきました。
当たり前みたいに道に馬やロバがいます。2020年とは思えぬ…。
散々色んなところについていったので腹が減り、口コミが良いお店でちょっと贅沢ランチ。
ここのサラダが死ぬほどうまかった😳✨モロッカンサラダにこの店でハマって以来、いろんなお店で注文したけどここに勝る味はいよいよ出てこなかった。
ううむ…まじでもう一回食べたい…
飯のあとに、一番有名でカラフルななめし工場に連れてってもらいました。
さっきのドブ色のより、やっぱりカラフルな方が写真映えしますね…
シャウエンと比べて、やはりウザさが滲み出てきたフェズ。
バザール好き迷路好きにはたまらない街だと思いました。
◆サハラ砂漠で圧巻の体験
フェズからは夜行バスでハシラビートという街に向かいます。
地図でいうメルズーガの近くの街です。一気に南下する感じですね。
砂漠へと向かう夜行バスで、なんとも貴重な出会いがありました!
バス会社のオフィスでバスが来るのを待っていると、たまたま2人の日本人がいて、彼らも砂漠へと向かう同じバスに乗り合わせるそう。
モロッコは意外と日本人が多い。2人とも大学生だそうだ。
驚いたのが、そのうち1人の男の子が僕がイランで出会って仲良くなった日本人の女の子と大学が同じで友達なんだそうだ😳スモールワールドだ!😳😳(ローマの休日風)
旅に出てると、世界中の日本よりもはるかにひろーーーい地域を渡り歩いているのに不思議な出会いが多い。そういった時、偶然を遥かに超越した大いなる何かの計らいを感じざるをえない。僕はキリスト教やイスラム教ではないが、旅の神はいると信じるようになっていた。旅の神教である。
もう1人の男の子はゆうとくんといって、彼とはこれからの旅程が同じなこともあって1週間ほど一緒に旅をすることになる。モロッコ旅が最高の旅になったのは、間違いなく彼の存在が大きい。
夜行バスで寝れたんだか寝れてないんだかわからないまま明朝にハシラビートの街へ到着。
砂漠ツアーを申し込んだ宿が同じだったゆうとくんと宿へ。
ツアーを申し込んだのはリアドマムーシュという日本人の間では有名なところ。たいへんな高級感である。
砂漠の街では安宿もあまり多くなく、ツアーの評判が良いここをチョイス。到着したその日の夕方から砂漠へと出発できることになったので、それまで2人で待機。
砂漠が見えるカフェでランチタイム。
砂漠の街はマジでなんもない。
散歩して時間を潰そうとするも、街の中心地みたいなところは歩いたら五分で回れてしまう。
やることがないので、宿でぐだぐだと夕方を待つ。
ランチしたカフェでモロッコ人がスカーフをつけて写真を撮ってくれた。2人で絶対にチップ要求されるよな〜、と話してたのに全然そんな素振りを見せずに解放してくれた。
ただのサービス精神旺盛なモロッコ人だったようだ。
◆サハラ砂漠ツアー 1日目
4時に出発と言われていたが、悪びれもなく30分遅れてきたモロッコ人。It's モロッカンタイム。
モロッコ人モロッコ人と一括りに言ってきましたが、実はモロッコ人は大きく2つの種類がいて、砂漠や山脈地帯に古くから住んでいるベルベル人と、アラブ人がいます。
ベルベル人といえば、世界史でムラービト、ムワッヒド朝を建てたことで有名な民族なので、ベルベル人に会ってみたかった檀原としては感激😳😳
ベルベル人の彼についていくと、我々が乗るラクダが綺麗に鎮座していた。
かわいい。でも、近付くと口臭いしうんちボトボト垂らすし、遠くからの鑑賞を推奨。
一緒の宿から出発のイタリア人2人とアメリカ人1人とで隊列を組んで、砂漠へレッツゴー!!
ラクダに乗るとケツが痛くなるってのは聞いていたんだけど、僕が乗ったラクダに装着されていた手すりみたいなんが進む度に股を攻撃して、股のHPがガシガシ削られる😭(生まれてはじめて"股のHP"って言葉を使いました)
股は痛むが、目の前には映画のような景色が広がる😳✨✨
どこまでも続く砂漠、ゆっくりと歩くラクダの隊列、真っ青な空…‼︎
一生に一回はサハラ砂漠に来て、こんな景色が見たいと思っていたんだ…‼︎
夢を持てることも、その夢を叶えることができることも、たいへんに幸せなことだと思うので、僕の人生は最高です。
ラクダに乗ってると、感動のあまりそんなポエマーみたいなことを考えがち。ラクダあるある。
ベルベル人に写真を撮ってもらう。
ベルベル人は観光客が来まくってるからか、日本語もフランス語もイタリア語も英語もちょっとずつ話せるようで、だいじょぶー??すごいねー!!頑張れ頑張れ〜!と流暢に話かけてきて面白い。
海外の人ってなんでこんなに色んな言葉を駆使できるんやろか…
台湾人のグループも加わって、いよいよキャラバンっぽくなってきました。
キャラバンのラクダの影がまたいい味だしとるんですわ、これが。
ベルベル人が写真撮ってくれって言ってきた。かわいい。
ベルベル人は元気いっぱいです。
しばらく進んだところでサンセットを待つことになりました。
ザ・砂漠がどこまでも広がってます…。
ベルベル人の指導のもと、砂漠での写真の撮り方を学ぶ。
ベルベル人with檀原&ゆうとくん
砂を蹴り上げていい写真を撮ってもらう代償に奥底までサハラの砂粒が靴に入り込む。
同じグループの皆で。
欧米人も喜んどります。
しばらく遊んだあと、ベルベル人たちは砂漠でまるで我が家のようにくつろぎだします。
なんでこんな砂の中でそんなにリラックスできるんや?笑
日が沈みだすと、砂漠が赤く染まって日中とはまた別の美しい景色になります。
ベルベル人とラクダがまた絵になるんじゃあ…
日が沈み切ると、再びラクダに乗って砂漠のキャンプ地へと向かいます。
けっこうちゃんとしてます。
夜ご飯は皆でタジンを食す。これほんとに人数分かよ?!ってくらい大量に料理が出てきて食べ切れなかったんだが、入ってるナスが最高にうまかった😊✨
飯を食べた後は、ベルベル人たちがキャンプファイヤーとともにベルベル音楽を奏でてくれます。
僕らも太鼓叩かせてもらったけど、これがまた難しい…ベルベル人達は流石の腕でした。
ベルベルミュージックに耳を傾けながら空を見上げると、そこには満点の星空💫
ちょうど月も新月に近くて、雲もなく砂漠の中で最高の星空が見れた✨
何度も流れ星を見つけるも、絶景に面食らっていて願いごとするのをすっかり忘れてた。
無事に最後まで旅できますように🙏🏻
砂漠キャンプには一応ベッドがあるのだが、やはり冬は恐ろしく寒かったのでめっちゃ厚着して毛布にくるまって眠りについた。
朝、凍える寒さで目を覚ますと、いそいそと準備をして次はサンセットを拝みにラクダにまたがる。
皆でビューポイントへ。急がないと太陽がちょっと見えかけてる!!
なんとか間に合いました。
夕日もきれいだけど、個人的にはこの朝日のがきれいやったなー。
というか、2日とも雲や雨じゃなくていい景色が見れてほんとにラッキーである。
朝日を堪能したら、ラクダで宿まで帰った。
天候にも恵まれてめちゃめちゃ素敵な体験ができたツアーだった😳✨
因みにこの砂漠一泊ツアーは4,200円で参加できるので、モロッコを訪れる方は是非参加しましょう!🙌🏻
お目当だった砂漠ツアーを満喫しましたが、サハラではまたもう一つのツアーに参加することになったので、それはまた次の記事で書いていこうと思います✍🏻
それでは!