【モロッコ】サハラ砂漠を楽しみ尽くす巻
どうもです!
段々と現在地とブログの進行が離れてきました😅
現在はアイスランドを出発して、南米はペルーへと向かっています✈︎
いよいよ南米ということで、気を引き締めていかなかん!という気持ちですが、その前の長時間フライトで心折れそうです…😭
最高だったモロッコの旅を懐古しながらブログを書き進めて行きますね✍🏻
◆砂漠ツアー2日目
1泊2日のサンセット・サンライズツアーを終えて、朝に宿に戻ってきた僕たちはその日の午後にまた別のツアーに参加しました。
多くの人は1回のツアーに参加して次の街へと移動してしまうのですが、僕らはバスの時間とかの兼ね合いもあり暇だったので車で砂漠の周りを見て回るツアーをお願いすることにした。
車一台を借りるのに1,000ディルハム(12,000円)かかって、参加人数でこれを分割するのだが今回は僕とゆうとくんしか参加しないらしい…そのためそこそこ値がはってしまった…。
ベルベル人のおっさんの案内でツアーが始まります。
まずはラクダの餌やりから体験してもらうぞ!
気の良いおっちゃんがはじめに連れて行ってくれたのは、ラクダが大量にいるポイント。
やったー!ラクダに餌あげるなんて貴重な体験だー!
ラクダちゃーんおはよーございま…
モッチャモッチャ…
モチャモッチャ、モッチャリ…
な、なんかあんま…可愛くない…‼︎😰(失礼)
手まで一緒に食われそうになりヒヤヒヤする檀原。
二頭にダブル食いされるゆうとくん。
ラクダの勢いのよさと常にモチャモチャしてる感じに2人気圧されながらも餌やりを終える。
ごぉちそおさぁ〜ん(モチャモチャ)
……(なんか可愛くねぇ)
続いて井戸っぽいのを見学。
日本のJICAの協力で作られたって言ってました。海外を旅していると、そこかしこでJICAのマークや話を聞きます。すごいですよね。
砂漠の民はここに水を汲みにくるんだと。
砂漠の民にとって、水はとてもとても大切な資源だからさぞや大事にされているのであろう。
井戸の下を流れる地下水は、周辺の人たちが作物を作る畑へと流れていました。
自分の土地の番がくると、こうやって水路を塞いで水を引き込むそうだ。めっちゃ原始的😳
全ての畑に水を引こうとすると1週間くらいかかるとのことなので、乾燥に強いものを育ててるんやね。
砂漠でのオアシス農業、実際に学べてたいへん勉強になりやした。
車を飛ばして次のポイントへ向かいます。
途中でカピカピになっあラクダの死骸を見つけたり
雨期にはめちゃめちゃでかくなるらしいカピカピになった湖を見に行ったりします。
ここの湖は雨期にフラミンゴがいっぱいくるらしいのですが、カピカピなので一羽しかいませんでした。
ここはインスタ映えスポットだ!
と言われたので、とりあえず飛んでみる檀原。
ここも写真スポットだ!!
と言われ、不安定な足場にビビりながら飛翔する檀原。
ベルベル人、とりあえず観光客を飛ばして写真撮りがち。(ベルベルあるある)
また、ここいらは化石だったり隕石だったりが見つかる地域らしく、アンモナイトの化石を探しに行くことに!
なんか見つかった化石は持って帰っていいらしく、にわかにテンションの上がる2人。
見つかるといいなー、なーんて話をしていると、
あ、あった。ここにもあるぞ、ほら、そこにもある。あっちにも!!
アンモナイトのバーゲンセールでした。
写真撮るの忘れて上の写真しかないですが、ベルベル人のおっちゃんがもっとでっかいやつをゴロゴロ取ってくれて、ワーオ!!と喜んでいると調子をよくしたおっちゃんが次から次へとアンモナイトを掘り出して手渡してくる。
…いや、おっちゃんそんなにもええで…数が少ないからええんやでこういうのは…
結局1人6個ずつくらい渡されたが、形がいいのを2つ持ち帰ることにした。残りはおっちゃんの目を盗んで置いてきました。
とりあえず袋に入れてバックパックにぶち込んでおいたけど、冷静に帰ったら粉々になってないかな…😅
アンモナイトの防御力に期待である。
よし、お前たち車の上に乗るんだ!!
いきなりおっちゃんはそういうと僕らを車上に乗せて車を出した。
おー!!!めっちゃ気持ち良い!!✨
高い目線で砂漠を見ながら風を切って進むのは最高であった。
どうだー?最高かー?
イェーイ!!最高!!
オーケェーイ!!(ブォオオオオオオン!!!)
ここでまた気を良くしたおっちゃんが車の上に人が乗っとるにも関わらず60kmくらいスピードを出すもんだから、リアルに命の危機を感じる事態に😂😂
手すりに捕まってねぇと振り落とされる!!😂
10分くらいこの状態で進み、ようやく次のポイントに着くとニコニコしながらおっちゃんが出てきたので、
おっちゃんクレイジーすぎ!!!
と言うと
イェース!アイムクレイジードライバー!!hahaha!!
とドヤ顔。
イェース!じゃねえ!!😂人間を積載した時の速度もうちょい考えんかい!!
まあなんやかんやスリリングで楽しかったし、よしとするか。
次のポイントは、遊牧民の住居だった。
砂漠にも遊牧民がいるのか!というのがまず驚きである。
これが遊牧民のテント。
モンゴルのよりすっごい簡素だ。まじでここに住んでるんか…
パンやピザを焼くための窯(見た目は窯というか砂の山…)
家財道具の入った小屋。
こうしてみると、モンゴルの遊牧民の家ってめちゃめちゃちゃんとしてたんやなぁ…
ここにもミニソーラーパネルが。
やはりこのご時世、自然エネルギーと遊牧民はセットなんやろうか。
おっちゃんが持ってるのが、遊牧民のペットらしい。かわいい!!!😳
なんかナウシカのやつみたい!!!(やつて)
おっちゃん曰く、このキツネみたいなやつがサソリとかを食べてくれるらしい。なるほど。
頭に乗せて写真撮ってもろた。
まじでこの動物可愛かった。日本では飼われへんのやろうか。
遊牧民の方々にお茶と豆とかをいただき、最後に写真を撮ってもらいます。
もちろん、彼女たちには気持ち程度のチップを渡さないといけません。ほんとに気持ち程度だけど、こういう収入も彼女らにとっては大切なんかな…
ぼちぼちサンセットが近づいてきたということで、再び砂漠へ。
ベルベル流砂漠での写真の撮り方を教わります。
こういうの、女の子とか中国人とか絶対喜ぶよね。観光地の人たちの何をすれば観光客が喜ぶかをわかってるところ、流石やなあと毎回感心します。
別の井戸を見学してた時にちょうど現地の人が水汲みにきたので、体験として汲ませてもらいました。
モンゴルの時も感じたけど、毎日水を汲みにくるのほんと大変だよなあ💧
さあ、サンセットを見るために砂丘を登ります!おっちゃんが紹介してくれたポイントは人も少なくてめっちゃ綺麗だった。
夕日を見ながら2人で旅の話を楽しんだ。
しかしまあ、偶然ゆうとくんに出会えてほんとによかった。何もない砂漠で話し相手がいるってのは、ほんとに大きかった。
ツアーはこれでおしまい。
おっちゃんにお礼のチップを渡して、夜飯を食べて翌日には砂漠を離れます。
砂漠での体験、なにより綺麗すぎる星空を見ることができたのはこの旅の中でも凄く印象的なものとなりました✨
◆トドラ渓谷の日本人宿へ
翌朝、2人でグランタクシーという狭い車に乗り込んで次の目的地であるトドラ渓谷へと向かいます。
モロッコで楽しみにしていたシャウエンとサハラ砂漠を通過して、ちょっと気が抜けたところでこの地で3泊してゆっくりする計画です。
なにせ、このトドラ渓谷にはめちゃ美味しい日本食を出してくれる日本人宿があるということで2人とも日本食を楽しみに同じ宿に泊まりました。
まあ、モロッコは飯美味いしあんまり日本食が恋しいって感じではなかったけど、食えるうちに食っておかなきゃね!笑
昼過ぎにはトドラ渓谷の近くの街へ到着。
渓谷行きのバスに乗り込んで本日の宿であるアーモンドへと向かいました。
バスの車窓からは自然豊かな景観が広がります。田舎で育ったのでこういう所がめちゃ落ち着く😳
宿につくと、オーナーのみちよさんが出迎えてくれて、色々と説明をしてくださいました。
やっぱり日本語で話が通じるのはほんと便利や🤤✨
テラスで色々と話をしていると、既に宿泊していたケンさんというベテランバックパッカーの方が帰って来て、これまでの経験を色々と聞かせてもらった。
モロッコにはこれで3度目らしい…!う、うらやましい…
旅先で出会う旅のプロの話はなんでこんなにも面白いのだろうか。ケータイやネットがなかったころから旅をしていた偉大な人であった。
そんなケンさんが食前にワインを振る舞ってくれて、3人で久しぶりのアルコールを楽しみながら談笑した。
モロッコもといイスラムの国ではなかなかお酒が飲めないので、これがまたうまかった🤤✨
さらにさらに…
きました!!みちよさんのカツカレー!!!
うますぎボンバーでした。宿泊すると朝夕のご飯がつくので、毎食毎食がほんとに楽しみなわけです!🤤
皆でワイワイ食事をして、どこの国が良かったとかあそこの飯はうまかっただのと色んな話をした後は、電気を消してテラスで星空鑑賞。
え…なにこれ、最高かよ。
美味い飯を食って、大いに語らって、満天の星を眺めて、気が済んだら眠る。
こんなに幸せなことがあっていいのでしょうか、もう最高です。
到着したその日からすでにもう宿の居心地が良すぎて離れたくなくなってしまったのでした。