インドで授業してみた in デリー @高速の観覧車にも乗ったよ
今回は1ヶ月のインド旅最後の街、デリーでのことについて書いて行きますね。
デリーには早朝に到着。
遠い駅だったので、テクテク歩いてゲストハウスまでむかいます。
旅の最後は、コルカタでもお世話になった日本人宿サンタナゲストハウスで2泊。
スタッフのミクさんが淹れてくれるコーヒーを飲んだら一日が始まります!
インドでブラックコーヒーを飲むのは大変なので、染みる…おいしくて二杯も頼んじゃいました。
そして、デリーに来たら絶対に食べると誓っていた…
日本食だぁーーーー!!!
with 昼からジンジャーハイボール(最高)
ここのお店、お高いだけあってめっっっちゃくちゃ美味かった😭✨
日本食を考案した全ての人にありがとうを伝えたくなりましたわ😭✨シェイシェーイ
◆日本語学校へ行った話
優雅すぎる昼飯を決め込んだあと、メトロを使ってデリーにある日本語学校に行ってきました。
なぜ急に日本語学校なのか、話はタージマハルのある街アグラへと遡ります。
バックパックをパクられて凹んでいた檀原に、ペラッペラの日本語で話しかけてきたリンクくんというインド人。
まーた胡散臭いやつが話しかけてきたわ…とか思いながら、バックパックがなくなったからカバンとかタオルとか買いたいんだけど…と言うと凄い親切にマーケットの場所を教えてくれた。なんの見返りもなしに。
その日の午後にマーケットで買ったカバンやらなんやらを抱えて歩いていると、ワオ!カバン買えたのね!よかったね!!と、再びリンク君と出会い、チャイをご馳走になりながら話をすることに。
彼は日本語学校に通って日本語を勉強していて、一年後には日本で働くことを目指しているらしい。
めちゃめちゃ真剣に勉強して頑張ってる超良いやつじゃんか…😭疑ってごめんよ…
リンク君の話やここまでの旅の話、色んなことを話すうちに、
この後、デリーには行かないの?もし行くのなら、僕が通ってる日本語学校に来てみてほしい。
という話になり、そんなとこに行かせてもらえるのなら是非見学させてほしいということで、約束をしていたのだ。
駅でリンク君と待ち合わせ、ビルの中にある日本語学校へ入ると、読み書きを教えるスペースと会話をしながらコミュニケーションをとるスペースなどに区切られていて、僕はコミュニケーションのスペースに案内された。
スペースの中では、絶賛授業が行われていてホワイトボードの前で若い日本人男性が話をしていた。席に座っているインド人生徒たち9人くらいの視線が一斉に僕に集まる。
教室はこんな感じのイメージ。
リンク君が先生の横に椅子を持ってきて、僕を座らせる。
え?!前に座るの?!俺後ろから見学させてもらう気満々やったんやけどΣΣ
日本人の先生は、僕が来ることを知らされていなかったらしくてびっくりしてるし、とりあえず日本で先生をやっていたことなど簡単な自己紹介をして、座らせてもらった。
話を聞くと、この授業は日本人の先生と2時間日本語で雑談をするというものらしい。
読み書きとは別で、実際にコミュニケーションを取る中で喋れるようになっていくそうだ。ほほーう。
そんな感じなので、是非色々話してください!みたいな、先生はそんなスタンス。笑
皆、せっかくだから日本について聞きたいことはある??みたいな質問コーナーが始まる。
インド人の生徒たちは非常に積極的で、日本の高校生はどんな生活をしているの?!とか日本の歴史はどんななの?!とか質問がどんどん出てきて、全部に対応するのが大変なくらいだ。
中でも、日本の歴史について興味があるらしく、まさかのインドに来て歴史の授業をすることに。笑
ざっくりとした説明で日本の歴史と文化を伝えるのにはちょっと頭を悩ませたが、一応これでも社会科教師のはしくれなので、なんとか知識を振り絞ってそれっぽく授業をやってみた。
すると、僕の言葉ひとつひとつに
へぇーー!!
えー!そうなの!
それってどういうこと?!
とめちゃくちゃリアクションしてくれる。笑
日本では絶対こんなにリアクションとってくれないので、授業していてすごくやりやすくって爽快だった。インドの学校で社会を教えたら、きっと毎日たくさんの意見をまとめるのが大変だけどちょー面白いだろう。
それに、僕自身も半年ぶりくらいに授業をしたのでめちゃめちゃ楽しい。笑 やっぱり授業するのって最高だ。
急に考えたことを喋っていっただけなので、相当拙いものだったと思うが、インド人生徒や日本人の先生がすごくよくわかったし面白かった!!と凄く褒めてくれて、心から嬉しかった。
図らずもだが、こんな形で海外の若者に日本について教えて学んでもらうことができて、めちゃめちゃ良い経験になったと思う。
ありがとうリンク君。そんでこの出会いを与えてくれた旅の神様!🙏🏻🙏🏻
あっという間に授業が終わり、リンク君がデリーを案内してくれた。日本人の先生であるコウヘイくんも一緒に3人でいくことに。
デリーのバザールや、おしゃれなお土産屋さん、美味しいチャイ屋さんなどなど色んな場所を紹介してもらった。
チャイや屋台の食べ物なんかをリンク君がおごってくれて、インド人のホスピタリティにはほんとに驚かされた。インド人のおもてなしの心は、日本人より遥かに高いんじゃないかと思う。
連れてってもらった凄い雰囲気の良い公園では、プロポーズしてるのを見れた。ひょー。
おしゃれなお土産屋さんの前にあるシヴァ像。
3人で飯を食べながら、リンク君が過去に付き合った外国人女性の話なんかを聞いて盛り上がったりして、本当に素敵な時間を過ごさせてもらった。
ありがとうリンク君。
君が日本に来たらめっちゃ案内してめっちゃ飯奢るよ!!まじで!!笑
◆高速観覧車に乗ってみよう
そういえば言い忘れてましたが、日本人宿サンタナゲストハウスは居心地が良すぎてやばいです。もう日本です。
夜は皆でスマブラとかしちゃいます。日本です。はい。
インドに来る方はまずサンタナに行けば間違いないと思います。はい。
さて、デリーはあまり観光しない人が多い街だそうですが、見どころはいっぱいあります!
僕は時間がなくて全然まわれてないんですが、面白いところがあったので紹介します。
赤い城とよばれる観光名所の前にある遊園地にいってきました!!
インドにも遊園地があるんですね!!
この日は日曜日ということもあり、人がえーげつなかったです…
プチメリーゴーランドみたいなのは、おっちゃんが人力で柱をおして回してました。笑
さすがインドクオリティ。笑
かと思えば、体重と身長を10ルピーではかれるスペースがあったり。笑
なんでやねん!!笑
そして問題は…
観覧車
なんです。
こちらが、その観覧車。
まず、観覧車には扉とかストッパー、柵とかという概念はなく、通気性抜群です。はい。
そしてですね、問題は観覧車が回る速度なんですね…
まぁ、こちらをご覧ください。
インドの観覧車は絶叫系に分類されてる pic.twitter.com/9wWQHJWQ94
— だ。 (@DamalYsk) 2019年12月15日
はやすぎ…
なんですね。
日本のように、カップル2人でゆっくり景色を見ながら、2人っきりの空間でドキドキして、てっぺんでちゅー……
なんてことは、一切できません!!!
まず2人っきりの空間じゃないからね!開けっ広げだから!!
頂上でちゅーなんてしようもんなら、まず間違いなく狙った唇には辿り着けずにまぶたとかおでこにちゅーしちゃいますよ。
あまりにもはやすぎて、観覧車のカゴがめっちゃ左右に揺れるんですよね。
それがまぁーーースリリングで…
インド人達は観覧車のりながら、
ふぉぉおーーー↑↑↑
って、ジェットコースター乗った時に出す悲鳴をあげてました。
あ、インドでは観覧車って絶叫系アトラクションなんだ。
そんな新しいことに気付いた瞬間でした。
ほんとにインドは最後の最後まで退屈させてくれません。
僕はこんなインドが大好きです。笑
◆旅のおわり
ということで、インドの1ヶ月の旅が終わりました。
あっっっという間に終わっちゃった。
今めっちゃ寂しいです。
まあ、インドの旅はまた後々まとめるとして、次の国はイラン🇮🇷です!!
明日の便でとりあえず無事にたどり着いて、ビザがとれて宿まで行けますように!!
ありがとーインド!!
待ってろよイラン!!