ゴビ砂漠ツアー③ バヤンザグとホワイトストゥーパへ

 

ゴビ砂漠から日本へ

2日間もゴビ砂漠を堪能したので、砂漠とはこれでお別れとなる。ありがとうゴビ砂漠

ゴビ砂漠の砂をお土産に持って帰ってきてねって冗談でよく言われるんですが、ゴビ砂漠の砂は黄砂として風に運ばれてはるばる日本まで旅をしてきているので、ゴビ砂漠の砂がお土産に欲しい人は黄砂を採集してみてください。それです。

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難しいことはよくわからんけど、この砂が日本まで到達するのかと思うと、何やら感慨深いものがあった。

 

@5日目 バヤンザグへ

メインの砂漠はこれで終了となるが、旅はまだつづく。

この日は朝食を食べながら、国によって動物の鳴き声をなんていうか違うよねという話題になった。

日本ではゴリラの鳴き声はウホウホ🦍やで!って言ったらヨーロピアンは爆笑してた。ヨーロッパのゴリラの鳴き声は全然違って衝撃であった。(なんて鳴き声やったか忘れてまったので、ヨーロピアンの友達がおる方やゴリラの方は是非教えてくださいな)

今日も安定の6.7時間移動の末にバヤンザグという荒野のような地に到着。

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バヤンザグという呼び名は、ザグ(植物の種類)バヤン(豊か)沢山生えているという意味らしい。ガイドはバヤンザグってのは、まぁ森みたいな意味合いだ!と言っていた。
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たしかにモンゴル南ゴビにしては背がやや高めな植物が生えてるが。ヨナスはしきりにこれは森じゃねえ。と言い続けていた。うん。森じゃないね。これ。
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エマが撮ってくれた。この旅を通して、英語を勉強する必要性を強く感じたが、それよりももっと写真の時のポージングを学ぶ必要性を感じた。カメラ向けられてもB級ポーズしかできん。三流モデル。

しばらく探索した後、車で20分くらいかけて初めて恐竜の卵の化石が見つかったとされるフラミンクリフ(燃える崖)へGO!🏃‍♂️

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赤っぽい岩石に囲まれているこの地では、夕日に照らされた岩石が燃えるような赤色に染まることから、この名がつけられたそう。
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クレイジーポーズをきめてくれと言われた写真。
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この写真以降、クレイジーポーズ入門本の購入を決意することとなる。

今晩のゲルは大量のハエが侵入してくるゲルであった😱流石の一行もテンションが下がる…しかし、夜になるとなんでかハエ達はいなくなってくれたので、寝る時にブンブン飛ばれないだけマシではあった。モンゴルのハエはそれなりに空気は読めるようである。マウスよりは利口だ。

この日の夜は日本語の話をして、日本語は平仮名と片仮名と漢字をミックスさせて使うんだって話をしたら、ヨーロピアンは目を丸くして

まじで言ってんの?日本人クレイジーすぎだろ…それは…🙀🙀

と言っていた。確かに、言われてみれば3つの種類の文字を用いて文章を書くのって、相当レベルの高いことなのかもしれない…。当たり前に使ってきたからわかんなかったけど、世界から見ると面白い文化なんやなーと感じた。海外の人らと触れ合うと、自分では気付かなかった日本の凄さを実感できて非常に面白い経験やなーと思うことができた。

スマホで変換しながら文字を打つのとかを見せたら、彼らは悲鳴をあげていたので面白かった😂俺的にはそんなに早く英語を打てる方がクレイジーだけどな。笑

せっかくなので、メンバーそれぞれの名前に漢字をあてて書いてあげたら凄く凄く喜んでた😳これから海外の人らと交流することがある人らは、漢字で名前書いてあげて、それぞれの漢字の意味を説明してあげると凄くいい交流になると思いますので、是非✍🏻

@6日目 移動・移動・移動

朝起きるとハエ達がベットの上でおはようを言ってくれた。朝ごはんもハエ達と一緒に食べる。そんなグレートモーニングで1日が始まる🌞いつか読んだバックパッカーのブログで、

あまりにもハエが沢山いて、食べ物にもハエが沢山とまってしまうので、ハエが食べるってことはそれくらい美味しいご飯って思うことにしよう。という考えに至った。

ということを書いていた人がいたので、僕もそれにならうことにした。先人はいつだって偉大である。

この日は永遠に移動していた。10時→18時で目的地に到着。もうこれくらいになると、窓の外に広がる広大な大地に対する関心は皆無くなり、おけつとお腰様との激闘が繰り広げられることになる。エハンの体調が芳しくないみたいだったので、明日の朝に観光してウランバートルに帰ることに。

くしゃみのお話🤧

この旅の中で、誰かがくしゃみをすると「Bless you」と別の誰かが声をかける場面に何度も出くわした。初めは何言っとんじゃい🙄と思っていたが、英語圏ではどうもそういう文化があるらしい…。これ、有名なんかもしれないけど、僕は知らんくて面白かったのでちょっと紹介しますね🙌🏻

まず、Bless youとは「お大事に」というニュアンスで使われているらしい。本当は「God bless you」(神のご加護がありますように)というキリスト教に由来する祈りの言葉であるそう。

なぜこのように言うのかというと、英語圏ではくしゃみに関する迷信があるからだそう。くしゃみをすると魂が口から一緒に出てしまうという迷信から、その身体をいたわって声をかける文化が成立したとのこと。面白い事考えますね。笑 日本でも似たような文化はあるんやろうか🤔

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この日も星が綺麗。標高が高いからか、空との距離が近く感じてたいへん良きである。

 

@7日目 ホワイトストゥーパから一路ウランバートル

最終日。早朝に出発し、昨日見送ったホワイト・ストゥーパの観光へ。

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この辺り一帯は昔海だったそうな。

色鮮やかな縞模様が印象的な場所であった。

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ストゥーパとは、仏教寺院に見られる塔のことで、色んな形があるがまあだいたいこんなかんじの物である。
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ブッダが死去(入滅)した時にその遺骨を分配してストゥーパに納めたのが始まりであるらしい。

ホワイトストゥーパは、崖の形が仏教寺院のストゥーパに似ていることから名付けられたそうだ。

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皆の影がいいかんでぃ。

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はしゃぐガイド
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皆やりだす🕺

 

ひとしきり楽しんだところで、ウランバートルに向けてGO!楽しかった旅ももう終わりである。9:30にはホワイトストゥーパを出発し、17:30ごろにはウランバートル周辺にたどり着くことができた。

しかし、絶賛帰宅ラッシュの時間帯であるウランバートルで車は全っ然進まず、ゲストハウスに着いたのは結局20時すぎであった。ひえぇ。1つの信号で平均45分は止まってた😱アメイジングウランバートル😱

ゲストハウスに戻って久しぶりに浴びたホットシャワーは格別に気持ちよかった😳折角なので皆で夕飯を食いに行こう!ということになりラーメン屋さんへ。一週間好きな食べ物食べれなかったので、ラーメンが本当にうまい😭✨そしてこのタイミングで、モンゴルに来て初めてビールを呑んだんだけど、ありえんくらい美味かった😭✨

 

こうして、ゴビ砂漠ツアーは幕を閉じました。日本では見られないどこまでも続く草原や壮大な砂漠、地平線を赤く塗り潰す夕日などなど、本当にいいものが観れたツアーでした👏🏻✨

そしてなにより、このツアーが最高なものになったのは良き出会いに恵まれたからに他ならなかった👏🏻ありがとう皆👏🏻✨

英語上手じゃなくても、一緒のゲルで寝て、一緒に三食共にして、一緒に苦しいことも味わって、一緒に綺麗な絶景を見る。それだけで人同士絆が深まってくんやなということを実感できた一週間でした。

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@後日談

旅から帰って皆ヘトヘトであったので、すぐに次の目的地に出発するのでなく、2日ほどウランバートルで休養することにした。

昨日は皆でウランバートルのバーに行ってお酒を飲んできた。皆で飲む酒はやはりうまい✨

バーの前に行った韓国料理屋では、檀原のチョップスティックスの使い方マナー講座が開講されて盛り上がって面白かった😂エハンは箸を使ってフォークでスパゲティを巻き取るみたいに麺を絡めとりドヤ顔しとるし、エマは占いみたいに両手で箸をジャラジャラするのがマナーなんやないの?!とか言いだすし、皆クレイジーである。

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バーで飲んでる時にヨーロッパにはカラオケの文化が無いんだ、日本人はめっちゃ行くんやろ??という話になったので、街を歩くと大量のKARAOKEの文字が目につくモンゴルに折角来てるんやからカラオケに行ってみよう!ということになった。

つーか、カラオケってアジア圏の文化なのな💧面白かったのが、ヨーロピアンはダンスしたりするのは大好きで人前でも踊れちゃうけど、皆の前で歌を歌うなんて恥ずかしすぎんか😳😳って言ってて、なんか日本と真逆やなと感じた。笑 お金が貯まったら是非ともヨーロッパに行きたいものだ。

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恥ずかしいとか言ってた割に、初めてのカラオケにウキウキで楽しむヨーロピアンズ。めちゃくちゃ楽しそうでなにより。笑
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モンゴルのカラオケはふつうに綺麗で、日本の曲も結構あって良いところだった😳曲の転送は古き良き分厚い曲一覧の中から選んで数字で入力するタイプやったけど😅

ジャパニーズソングを歌ってよ!

と言われたので、nobodyknows+ココロオドルを歌ったらめっちゃノリノリで合いの手を入れて盛り上がってくれた。なによりや。笑 ありがとうnobodyknows+

カラオケの値段は1時間とお酒を一杯頼んで18,000トゥグルグ(720円)。まぁ妥当な価格なんやないかな??

結局帰ったのは0時40分ほどであった。モンゴルに来て初めての夜遊びはとてもいい思い出となった💫

 

@明日から…

あっという間に1日は終わり、エハンとヨナスカップルはテレルジという土地に旅立ってしまった。寂しすぎ。

俺自身も明日の明朝からカラコルムの近くにある村のゲルにホームステイに旅立つ予定である。エマとは今晩ご飯を食べたらお別れである。

バックパッカーは出会いと別れが猛烈に繰り返されるとは聞いていたが、やはり別れの時は寂しいもんである。

でもまぁ、インスタなどなどを交換して、お互いに色んな国の写真を見せ合おうと約束してお別れしたので、これから彼らがびっくりするような写真を撮って届けてやろうと誓ったのであった。

 

さぁ、明日から3泊4日で再びシャワーとwi-fiの無い生活の始まりだ🤤

しかも今度は英語も通じない現地の人達との生活…!楽しみ6:心配4くらいの心持ちですが、まあぼちぼち楽しんできます🏃‍♂️🏃‍♂️

また帰ってきたらホームステイの感想も書きますので、お待ちあそばせ〜。それでは👋🏻