ウランバートル探索④

ウランバートルに来てあっという間に5日目。すっかり街にも慣れてきました。

初日、ビクビクしながら歩いた街も最早見慣れた散歩ルート🚶‍♂️よきかなよきかな。

日本はまだまだ暑いみたいだけど、モンゴルは朝夕は気温が一桁台。昼間でも15℃くらいでもう寒いです❄️

 

朝起きていつものように朝食を食べてると、オーナーが

「モンゴリアン ティーを飲んでみるか?」

と聞いてきたので、よくわからんけど

「飲む飲む!yes!」

と、とりあえずのチャレンジ精神だけはいっちょまえな日本人。

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でてきたのがこちら。

スーテイ・ツァイというモンゴル版ミルクティーだそう。茶葉を湯で沸かして、牛乳、塩、バターで味付けしたものらしい。

さらに、わたされたものは炊いた米も入っていてるダータイ・ツァイと呼ばれるものであった。

オブラートに包まずに言うと、美味しくなかった🤤塩味、塩味、塩味!!!えんみ!!!!!

えんみちゃんであった。

全然飲まずにオーナーにごめんよ〜無理だわ〜と伝えると

「ゲルに行ったら、毎日、毎日、毎日これが出てくるぜ😎」

と言われた。死刑宣告である。

しかし、どこぞの宗教では、神は乗り越えられない試練は与えないと聞いたことがある。okok...憧れのモンゴルの草原に繰り出すためなら、スーテイツァイくらいがぶ飲みしてやんよ。…コップ半分くらいならな…。

 

ということで、明朝からメンタルをへし折りにきてる事件であったが、もうそんなことじゃ凹まんわい。と、とりあえず明日からに向けて洗濯👐🏻

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あ、おぱんつがお丸見えになってますね、すみませんね。

吊るしてある緑色の袋に洗剤と水を入れてゴッシゴッシと手で揉み洗いして洗濯はしとります👏🏻この洗濯袋すごく便利です👏🏻旅する人は是非👍🏻

 

さて、今日は先日お会いした永井さんと、永井さんと仲良しのモンゴル人サナさんにお会いしてきました!✨

サナさんは日本に留学していたらしく、日本語がもぉー、ぺらぺらのぺら。ぺらみさんでした。すごすぎ。しかも、奈良に留学されていたので所々関西弁なのがギャップがあってすごい面白かった。

「しんどいわ〜〜」って、もう日本人やん!ってくらい日本語が上手な方でした。

日本語が通じるモンゴルの方と話せる!ということで、本当に沢山の発見や勉強ができました😳

例えば、この写真のお皿に乗ってる物体はなんだと思いますか??モンゴルのレストランに行くと出してくれます。

 

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僕は、砂糖とか塩とかを固めて出してくれとるんかな〜🤔と思ってました。

因みに永井さんはモンゴルに来た当初、マシュマロだと思ったそうです。たしかにマシュマロ顔ですね、こいつ。

しかし、実際はどちらでもなく、おしぼりだそうです。こいつをつまんで引っ張るとビローンと伸びて手を拭くことができます。中国でもこんな感じのおしぼりらしい。

 

他にも色々と話を聞かせてもらいましたが、また後で。とりあえず三人でランチ🍴

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このスープ羊肉にしては食べやすかったけど、量が多すぎで食いきれんかった…モンゴルの料理はとりあえず量多いらしい…

 

そして、とても楽しみにしていたナラントール・ザハへ!!

ナラントールザハまでは、ウランバートル中心部から距離があるため、バスで移動🚌

バスは1人500トゥグルグ(大体20円)。安すぎんか。

サナさんに連れられてバスに乗車しようとするが、乗ろうとした時点ですでに入り口付近まで人がパンパン。しかし、ゴリゴリに人を掻き分け乗車していくサナさん。いや、サナ様。私達もそうしろということですか…ok…。

全く無いフィジカルで無理くり乗車し、車内ではすり潰されながら目的地へ。ここはインドか…?いや、まだモンゴルなはず…。揉みくちゃにされながら最早笑えてきて、逆にすごい面白い経験ができた時間でした。笑

バスの乗車時間もそんなに長くなく、我慢してたら到着🚍

ナラントールは、モンゴルで一番大きい市場。食料品や衣料品、お土産やゲルで用いる道具などなんでもあるところです。

しかし、大きくて人が多いゆえに、スリがめちゃめちゃ多い危険な場所でもあるのです。現地の人も注意しなければならないほどの所だそう…。それ故にブラックマーケットとも呼ばれるそうな。

ポケットには何も入れない!カバンは絶対前に抱えて、ギュッと握る!周りに気を配る!などに注意してレッツゴー!

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ザハへのゲートで永井さんが撮ってくれました。ビビりと照れで陰キャ丸出しですが悪しからず。

中ではあんまりケータイを出したくなかったので、ネットからザハの様子を拾ってきました。

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こんな感じで、所狭しと物が並べられてます!テンション上がりますね!!!😳✨

ナイキとかアディダスとかシュプリームとかいろんなブランドの服なんかも売ってたのですが、サナさん曰く「全部ニセモノ」らしいです。たしかに安すぎるもんなぁー🤤

そんなパチモンもたくさんあったけど、ほんっとに色々な物が売ってて、凄い興味深い場所でした😳モンゴル版春画もお土産用に売ってて、ちょっと誰かに買おうか迷ったけどやめた。笑

ザハはビルの中にも広がっていて、その中でモンゴルに来て初めて自動販売機を発見!

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モンゴルの自動販売機はおつりが出てこないから、入れる金額に注意しないといけないらしい。ほぇー。

すごい面白い場所だったので行けてよかった☺️✨連れてってくれた永井さんサナさんありがとうございます👏🏻✨

 

最後に  ウランバートルの話

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ウランバートルは本当に都会で、想像していた何倍も近代的な都市でした。

しかし、きらびやかな街の中心部を離れると、郊外では遊牧生活をやめたりして都市に出てくるも、家賃が高額で中心部に住めず、ゲルなどに住んでいる貧しい人たちの住まいが軒を連ねているのを見ることができます。

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モンゴルはもともと、ソ連に次いで2番目の社会主義国として成立しました。

社会主義は、めっちゃ簡単にいうと貧富の格差をなくして平等な社会を作るために国が経済に介入するといった感じでしょうか。

しかし、ソ連が崩壊するとモンゴルも1992年には社会主義を放棄し、資本主義となりました。30年前までモンゴルは社会主義の国であったわけです。

資本主義の始まりは、即ち競争社会の始まりです。競争に負けた者は貧しくなり、一部の勝者が富を蓄えていきます。日本も同じですね。

2019年現在のウランバートルでは、日本よりももっと色濃く資本主義のもたらす光と影を垣間見ることができると思います。

そういう意味でも、モンゴルを訪れることは1つの学びにつながるかもしれませんね。