ウランバートル探索③

昨日は歩き疲れて寝てまったので、今日は頑張って更新しまっせ✍🏻

色々お世話になった金子さんが今日パキスタンへ旅立ってしまい、再び日本人1人になってしまいました。けども、モンゴルに来たばかりの時のような心細さや心配は一切なく、むしろ昨夜聞かせてもらった沢山の旅の話にワクワクして、早くウランバートルを発ちたい気持ちでいっぱいになっています🏃‍♂️少しは旅人っぽいメンタルになったのだろうか。

金子さんと話をする中で、「旅なんて、自分が好きでやってることだから、それぞれのスタイルがあって当然だと思う。自分が楽しめる旅のスタイルでやってけばいい。」って言葉を聞いて、自分の中でとてもハッとしました。

英語が聞けず話せずコミニュケーションがうまくとれなかったりする中で、バックパッカーだから現地の人と仲良くなってくもんで、そうあるべきだ、とか、何かを学んで日本に持って帰らなければならない。

って、勝手に自分の中で旅に対しての気負いがあったんやろなーって気づいて、もっと気楽に、何よりも楽しむことを第一に旅を続けたいなと思えるようになりました。

そう思わせてくれた出会いにまずは感謝！👏🏻

そして、昨日は新しくもう1人、日本人の方に会ってきました🏃‍♂️

高校で講師をやっていた時に、先輩の先生に紹介していただいた永井さんという方に会ってきました！

彼女は青年海外協力隊として、モンゴルに2年間バドミントンを指導しに来ているそう。すごい😳

そしてよくよく話してみると、僕と同じ大学だったという。すごい😳まさかモンゴルに来て、同じ大学の日本人に会うなんて思ってもみなかったので、世界はほんとに狭いですね。笑

美味しい日本食のお店や、デパートやスーパーなどを案内してもらって、凄く楽しい時間を過ごせました✨生姜焼き定食うまかった🤤✨

モンゴルの月収はよくて3〜4万円程度だということや、週にお風呂は2.3回くらい(人によるみたいですが…)などなど、興味深いモンゴルの話を沢山聞けて、凄く充実した一日となりました😆

明日はモンゴル人の方も交えて話をできる機会を作っていただいて、もう感謝しかない✨✨

バックパッカーの旅の記念すべき1カ国目は、2人の日本人との出会いのおかげでとても良いスタートとなりました👏🏻👏🏻ありがとうございます✨

最後に、街を歩き回って見つけたオボー(OBOO)というものを紹介して今日は終わりにしたいと思います。

この石を積んで山のようにしたものを、オボーといいます。

モンゴルでは昔、山や川にはそれぞれ神様が住んでいて、そのなかでも一番偉い神様は天に住んでいると考えていたそうです。人々が天の神様に、いけにえの動物を捧げる時、天の神様にわかりやすいようにオボーを作ったそうです。(他にも、オボー自体が土地の守護神を祀(まつ)ってあるものや、草原の道しるべとしての役割もあるらしい)

モンゴルでは、チベット仏教が入ってくるもっと前からこうした沢山の神様や精霊を信仰していたそうです。(自然に神や精霊が宿るという考え方をアニミズムといいます)土着の信仰と入ってきたチベット仏教とが時に混ざり合いながら共存し、現在のモンゴルの宗教観が生まれてきたみたいです。

日本でも、川の神や山の神などの八百万(やおよろず)の神を信仰する神道と、大陸からやってきた仏教が混ざり合っているので、モンゴルの宗教観ってそういう意味では実は日本とかなり似てるのかもしれないですね😳

例えば、かの有名な映画「千と千尋の神隠し」なんかもまさにアニミズム的な感覚がないと理解できない映画なのかなと思います。

もちもちでブサカワの👆の神様はおしら様といって、東北地方で信仰されている農業や蚕の神様だそう。映画では農業の神らしく大根をモチーフにしたデザインになってますね。

ハクも川の神様として登場していました。

こんなにも沢山の神々がいるという考え方は、キリスト教やイスラム教などの一神教ではちょっと受け入れがたいでしょう。

しかし、日本と同じアニミズム的な価値観を持つモンゴルの人にとって、千と千尋の世界は容易に受け入れることができるんじゃないかなー、と、思ったりしました。

さて、オボーのはなしでしたね。

古来より旅人は、オボーの周りを時計回りで三周して旅の安全を祈ることが伝統的だそうです。

僕もしっかり三周させてもらったので、これからの旅はもっともっと良い旅になる筈。

モンゴルの神々や、どうかよろしくお願いします👏🏻