コルカタの街を歩く〜沢山の出会い〜
◆日本人宿へ向かう
カーリー寺院での儀式を見学したあと、なんともいえぬ思いでホテルに一旦もどって荷物を持ち、気を取り直して再出発!
今日の目的地はサンタナ・ゲストハウスという日本人宿です。
現地の日本人の方にビザのことについて、どうすべきかアドバイスをもらいに行ったわけです。
到着すると、スタッフの方が色々と丁寧にアドバイスをしてくれた。ありがてぇー、そしてなにより日本語で喋れるのって素晴らしー😂
さっさとここに来ればよかったなと思いつつ、インドのことについてもついでに色々と聞いてみる。(面白い話があまりにもたくさん聞けたので、またそれ用の記事を書いてゆっくり紹介しますね)
まぁ、結論から言うと色々手を尽くしてはみたものの、ビザの書き間違いはなんともならなかった(というかあと1週間待てとか言われたので)ため、もうさっさと諦めて先に進むことにした。
まあ、入国できてるし、なんとかなるやろ!!🏃♂️
◆宿での出会い
サンタナで色々とアドバイスを貰っている時に、宿泊していた大川くんという学生に出会った。
彼は現在世界一周中のバックパッカーということで、旅の計画とかを聞かせてもらった。なんと彼はアフリカ縦断なんかを目論む凄い学生であった。
サンタナから歩いて15分くらいのところに失神カレーという、失神するほど美味しいカレーを出してくれるお店があるそうなので、2人で行ってみることに。
だんだんとローカルっぽい道に入って行く。
ヤギが普通に道にいる。
牛さんももちろんいるよ。
道は狭く、どんどんローカルな雰囲気に。
幸いにも2人ともこのローカル感が楽しくなって、ワクワクしながら歩く歩く🚶♀️
景色を楽しみすぎて、牛のウンチをジャストミートで踏んでしまったことも、いい思い出だ。(彼も数日前にジャストミートしたらしい)
普通に路上でシェービングするインド人たち。
なぜだ、なぜ外なんだ。
無事に到着。
カレーとロティ(ナンみたいなやつ)と、ライスを注文。
いざ、いんど初カレー!実食!!
う ま い 😳
辛すぎることもなく、妙なスパイスの味付けもないカレーは日本人の口にも確実に美味しさを届けてくれる✨
素晴らしー!!✨
失神したのかと問おうとした君は、不躾とゆうものだぞ。
とにかく美味しかった。話はそれだけでいいのだ。
宿で、Androidが安く買えるとの情報を聞いていたので、バスに乗ってデパートの近くまで行く。
バスに乗り込み、行き先を告げてお金を払う。とりあえず10ルピー渡したら、3ルピーかえってきた。どうやら運賃は7ルピー(12円)らしい。相変わらず安い。
この辺りは、イギリス植民時代に作られたであろう、インドらしからぬしっかりとした作りの建築物が多かった。
同じインドでも、街を歩いているといろんな表情が見れて面白い。
お目当のAndroidは、僕にはやや高めであったし、活用しきれそうだったのでやめておいた。
大川くんは新しい綺麗なAndroidを安くゲットできて嬉しそうであった。よかったね😇
ここで、お互いの宿に向かい別れることにした。彼と出会って、旅の話やカメラの話をしながら、一緒にコルカタを探検できて非常に良い1日だった✨ありがとう🙏🏻✨
◆翌日。またもや出会う。
日本人の居ない自分の宿で夜を過ごし、朝ゆっくりと準備をしていると、隣の部屋の女性がいつからコルカタにいるの??と話しかけてきた。
彼女はジェニファーといって、フィリピンから仕事の休暇を使ってインドに来ているらしい。
日本人だということを伝えると、
コンニチハ〜、チョットマッテ〜、アリガトゴザイマス〜🙏🏻
と、日本語を披露してくれた。彼女は日本が大好きらしい。僕は彼女のチョットマッテ〜がツボで、一気に心の距離が縮まった。
その後話をする中で、今日のプランは何?とか、美味しいカレー屋さん知ってる?って話になったので、昨日、美味しいカレーを食べたよ!と言ったら、一緒に行きたいと言ってくれた。そこで、1日一緒に行動することに。
二日連続で失神カレーのお店へ。
連続でやって来たジャパニーズに絡んでくれるインド人たち。
ジェニファーが英語ペラペラのペラなので、よりインド人たちと密接に関われて楽しい☺️
続いて、ラッシーというヨーグルトジュースみたいな飲み物を飲みに行く。
おっちゃんが手際よくラッシーをいれてくれた。
間の悪い顔で激写されがち男子。ラッシーの濃厚な旨みが伝わる一枚であると、私は信じている。
ジェニちゃんがマザーハウスという、あのマザーテレサの眠る場所に行ってみたいと提案してくれたので、タクシーを調達して向かう。
キリスト教のジェニファーはマザーテレサの眠る石棺の前でじっと立ち止まり、祈りを捧げていた。
明るくて誰にでも話しかけ、すぐに仲良くなってしまう明朗快活な彼女の普段の姿とのギャップで、信仰の深さを悟った。
僕含め、日本人は宗教に対しての信仰心が薄い若者が多いと思うが、僕は可能であるならば適度な信仰を持つことが人生を豊かにすると思う。
何かを信じ、心から祈り、行動することは人生においてとても大切なことだと思うからだ。
マザーハウスでは、毎日外人もボランティアを受け入れており、沢山の日本人や外国人が駆けつけるそうだ。
マザーテレサの意志は脈々と受け継がれているんだなぁ。
マザーハウスを出ると、いつもの調子に戻りその辺のインド人と秒で仲良くなるジェニファー。
まじ、そのコミュ力か英語力を俺に買わせてくれ。5万までならだす。
その後、川沿いの夕陽が綺麗なスポットに連れてってもらった。
絶対に1人だったら疲れて帰っていたので、こんな綺麗な場所に連れてきてくれた彼女に感謝感謝である。
ボート乗りのインド人たちと夕陽がとても絵になって綺麗な景色だった。
ボートのらんくてごめんやで。
最後にヒンドゥー教寺院に行ってきた。
最近できた寺院らしく、中は凄く綺麗で立派な作りの寺院であった。
中は撮影禁止で、しかもバックはもって入らないと言われ、ジェニファーと1人ずつ交代で入った。中も凄かったけど、外からの景色が一番荘厳で素晴らしかった。
寺院の前を通る人々は、立ち止まり合唱してから過ぎ去って行く人たちが多く、やはり日本とのギャップを感じた。彼らの生活の中には、当たり前のように神の存在があるのだろう。
一通り観光を終えたので、近くのフードセンターとやらで晩飯を食べる。
もうカレーに飽きてきた。あと1ヶ月あるが、俺の胃が真っ黄色にならないか心配である。ちょっと辛かったけど、まあおいしかった。
ジェニファーのおかげで、この日も楽しい1日を過ごすことができた。モンゴルの時もそうだったが、喋れなあ聞き取れない俺と、根気強く話してくれる外国人たちがいてくれるおかげで、素敵な旅をおくれている。そんな優しい人たちと偶然出会わせてくれる旅の神様に、そしてその人たちにも感謝感謝である🙏🏻✨✨
一人旅してるのに、人間どこにいってもやっぱり誰かに助けられて生きてくんですね☺️✨
宿に戻ると、宿泊してるインド人が
日本のお金見せてくれへん?
と言ってきたので、5円玉を見せてあげると凄い喜んでた。
安いからあげるよ!
というと、
いやいや!同じ金額のルピー払うよ!!
と譲らない。
じゃあ、一緒に写真撮ってよ!それでチャラにしよう!!
というとニッコリ笑って写真を撮ってくれた。(タイミング悪く電話かかってきたが。笑)
しかも、結局あとでインドルピーも強引に手渡されたし。笑
インド人って、あんまイメージよくなかったけど、ほんとに人懐っこくて良い人たちである。この世は実際に行って感じてみないとわからんことばっかり!
はじめっから日本人宿に泊まっておけばよかった、なんて思った時もあったけど、日本人のいない外人だらけの宿に泊まったことでの出会いが沢山あったので、この日もルンルンでベットに入ったのであった。