【エジプト】ツタンカーメンが埋葬された王家の谷で壁画を堪能
現在モロッコに向かう飛行機の中でブログを書いてます。檀原です✍🏻
エジプトは1週間でささっと回ったので、毎日イベントがてんこ盛りになってなかなかブログを書く暇がありませんでした😅
今日は、あのツタンカーメンのミイラが眠っていたとされる王家の谷というスポットをはじめ、遺跡巡りをしてきた話です!
こーんなかんじで、三千年前に作られたとは思えない鮮やかさを目にすることができます😳
飛行機で移動する金はないので、今回は夜行列車で次の街ルクソールを目指します。
カイロから、ナイル川にそって南下して10時間ちょいで辿り着くことができます。
列車が出るのは21:30。
日中は観光して、暗くなったら宿で待たせてもらいました。荷物も預かってくれたし、良い宿でした😊
前日に宿で会った、夫婦で海外を旅されてる日本人の方がちょうど帰ってきたので、先輩の旅の話やらなんやらを聞かせてもらった。コーラやポテチをご馳走になって、楽しく待ち時間を過ごさせてもらってありがたかった。
お二人はこれからアフリカ⇨南米へと向かうらしいので、南米でまた出会えるといいなぁ😌✨
というか、夫婦でバックパッカーとかめちゃ素敵😌✨
駅までは荷物もあるしタクシーで向かう。
なかなか雰囲気のある駅である。
エジプトではそこかしこで荷物検査がある。秋もまた然り。まあ、テロとかあったからそこらへんを強化してくれた方が旅行者的にもありがたいか。めんどいけど。
電光掲示板があるのは嬉しいし、英語表記があるのも嬉しいんだけど、肝心のプラットホームナンバーが全部書いてないんじゃ意味ないよ!!!詰めが甘いよエジプト!!!
とりあえずその辺の人に聞きまくって、プラットホームナンバーを教えてもらって待ちます。
カイロから南下する鉄道チケットは旅行者では取りづらいとの話を聞いていたので、日本人宿にたのんで買ってもらいました。
代行代も含めて25ドル(2,750円)。高い。ベニス細川家という宿で頼んだのだが、一階上のサファリという宿ではもうちょっとだけ安くなるらしい。
まあ、そのときにベニスで会った人たちと鳩食べに行けたから出会い代だと思おう。
因みに寝台列車もあるんですが、100ドル(約11,000円)くらいするらしく…そんなの絶対乗らん!!!コシャリ100個も頼めるじゃん!!(1コシャリ=110円)
列車は割と時間通りにプラットホームに現れ、パパッと乗り込む。
しかし、良い値段するだけあってエジプトの列車は広くて快適でした!
宿の人がとってくれたのは、ファーストクラスの席だったので内装もけっこう綺麗!トイレはまあまあ!インドよりは綺麗!
おっきな荷物を乗せる棚?もあって快適でした。
偶然隣の席が日本人のおじさまだったこともあり、安心して寝ることができた💫
翌朝、8時ごろ列車はルクソールに到着。
ホテルにチェックインを済ませ、カイロで出会った日本人2人と合流します。
実は、日本人宿にチケット代行をお願いしに行った際、同じタイミングでルクソールに行く2人と出会ったので一緒に回る約束をしていたのです。
ルクソールは、ナイル川の東岸と西岸にそれぞれ観光スポットがあるので初日は西岸から行くことに。僕の宿は東岸なので、ボートを使ってナイルを渡ります。
ルクソールは、ゆったりと流れるナイルに沿った街でカイロよりゆったりと過ごせるとても良いところでした。雰囲気もせかせかしてなくて、のんびりできます。
そう、
あいつらがいなければね。
ハロー!!ボート!ボート?!ベェーリィイチィイープ!!オォケェーーイ??
出ました、ウザプト人。
こいつらコラッタくらい大量にいます。
こいつらがコラッタと異なるのは、鳴き声がボート? キャメル? ベリーチープ! バクシーシ! チップ!! のいずれかだということです。
そんでもって彼らはピクミンくらい着いてきます。
こいつらがピクミンと異なるのは、投げれないし何も運ばないし1つも役にたたないということです。彼らが運ぶのは僕のポッケに入ってる金だけです。
こいつが地面に埋まってても絶対に引っこ抜かないのに、彼らは自ら地面から這い上がってきて着いてきます。驚異的な生命力です。
ウザミンを振り払い、ボートで西岸へ。たしか往復券が5ポンド(35円)やったかな??10やったかもですが、とにかく安かった。
西岸は自力で行くには遠すぎるので、3人でタクシーをチャーターしていくことに。
その前に腹ごしらえ。
2人が泊まっていた宿のスタッフにオススメしてもらったアフリカ料理屋。
ルーフトップからナイル川を望むことができる素晴らしすぎる立地🥺✨
そして飯がめちゃうまい!!
僕はチキングリルみたいなんを頼みました。ここの飯ほんとにうまかった。というか、エジプトって意外と飯うまい✨
さあ、ということでタクシーに乗り込み西岸ツアーへ!チャーター代は540ポンド(3,780円)を3人で折半。けっこうお得に観光できたんやないかな?しらんけど。
まずは王家の谷へ!
古代エジプトにおける王の墓といえば、ピラミッドが思い浮かぶかと思います。王の墓となれば、一緒に埋められる財宝の量もとんでもないものだったのでしょう。当然、墓荒らしに狙われることになります。
冷静にピラミッドなんて、あまりにも分かりやすすぎる王の墓なのでそらあ荒らされるわと思いますよね。
王家の谷とは、そうした反省をいかしてたくさんの王の墓が隠されていた場所なのです。
そのため、現在24の王墓を含む64の墓が発見されているそうです。
王家の谷の入場料は240ポンド(1,680円)。相変わらずたけー😩
この入場料は、指定された3つの墓を見ることができる料金。
追加でお金を払うことにより、見学できる墓の数が増えていきます。ええ商売してまんなぁー。
ツタンカーメンの墓も追加料金を払えば(たしか300ポンド)入れるとのことですが、値段の割にショボいと評判なので見送り。
墓がある位置まで軽く歩きます。
だんだんと見えてきた…!
これが墓の入口です。
中に入ると、、
むっちゃエジプトです!!(語彙力)
三千年も昔の壁画がこんなにも綺麗に残ってていいのか?!と驚いてしまうほどハッキリと確認できる壁画の数々に圧倒される。
すげえすげえと唸っていると、監視のおっちゃんが頼んでねぇのに勝手にガイドを始める。
上の写真は、分かりにくいですが人々が暮らす大地を覆うように(多分大空の)神が手足を伸ばして四つん這いになっています。
上の写真では、神が赤い球を飲み込んでいるようすが描かれています。これは太陽を表しているんだそう。
太陽は神の体内を通って行き…
プリッ
っと、排出されます。
排出された太陽を、スカラベ(フンコロガシ)がキャッチ!しています。古代エジプトにおいて、フンコロガシは太陽を運んでくる生き物として神聖視されていました。
古代エジプトでは、聖なる太陽を信仰する考え方があったんですね。
面白いことに、体内の赤い球の数は12個。つまり、12時間で昼夜が入れ替わることを示すそうです。
と、頼んでもないのにありがたいガイドをしてきたおっちゃんは、案の定バクシーシを要求してくるんですね。わかってたけど。
まあ面白い話が聞けたし、致し方なく握らせてあげました。
王の墓なので、天井まで手を抜きません!
壁いっぱいに記されたヒエログリフ。
エジプト感満載で、僕はヒエログリフ大好きなんですが、冷静にこんな手間がかかる文字にしなくてもよかったのに。
読み方もめちゃむずかしいらしいし。
でかい棺がある王墓で、監視員のおっちゃんとパシャリ。
そういえば、一眼レフなどのモノホンカメラで撮影する場合は別途お金を払う必要があったので、お金を払えない人は良いスマホを持ってくと重宝します。
中の壁画も様々。
ピクミンみたいなやつらや、
スカラベ見つけてズコーッと驚いてるやつまで。
載せ出したらきりないのでこの辺でやめますが、ほんとに見応え抜群なポイントでした!エジプト行ったら絶対に訪れた方が良いところだと思います!
続いて、ハトシェプスト女王の葬祭殿に行きました。
王家の谷の裏にあるそうで、断崖の中に鎮座する姿は迫力満点です。
ここを造営させたハトシェプスト女王は、唯一の女性ファラオだそうな。
こーんなにでっかいです。
ってやってる26歳です。
紀元前なのに、こんなに綺麗な柱を何本も作る技術を持っていた古代エジプト…恐るべし。
そんな綺麗な柱を使って遊ぶ檀原です。
26歳です。
その後、ツアーとして避けられない土産物屋に連れられました。口コミで、買わなくても大丈夫とのことだったので僕はさらさら買う気なかったのですが、一緒に行った日本人の人はお土産が欲しかったらしく買ってました。
営業をかけてきたニイちゃんは結構面白かったし、エジプトで受けた営業の中では一番面白かったんやないかな。
左のニイちゃんが達者でした。
現地の人との写真をあげるたびに、どれが僕かわからないというクレームをいただくのですが、一番右です。
なんか可愛くて撮ったお土産。
エジプトの神々がるんたっ♪と踊ってる絵。ちょっと欲しかったけど、絶対に邪魔になるから断念…
最後にメムノンの巨像という無料の像を見に行って、ツアー終了。
いやあ、ルクソール最高です!!✨✨カイロでは十分に味わいきれないエジプト遺跡感を存分に味わえます!!
夜はまたホテルスタッフにオススメしてもらった別のお店へ。
ここもめーちゃうまかった!
ほんでエジプトなのに普通にビールもワインもなんでもあった。笑 君らムスリムちゃうんか。笑
エジプトはイランと違い、政教分離しているから比較的お酒も手に入りやすいそうです。
うまい飯とうまい酒をのんで、帰り道に夜のナイル川を渡る。
え…天国…??
社会科教師を目指そうと誓った高校2年生のあの頃、まさか自分がナイル川を渡るだなんて思ってもみなかった。
それが今、こんな光景を目の当たりにしているのだから人生はわからないもんである。
東岸の神殿はライトアップされていて、外からも見物できてなかなか綺麗であった。
エジプトの旅はもうちょっと続きます。