インドで風邪をひいた話 in ジャイプール
ども!
アグラではいろんなトラブルがあって、あっという間に1日が終わってしまいました😅
アグラで一泊しかしない予定であったので、翌朝には次の街へと出発しなければいけません。
アグラは良いことも悪いこともめちゃめちゃあったので、こんな日は飲むしかない!!
ということで、宿の屋上レストランで一人呑み。
ビール2缶を飲み干して眠りについた。
※アグラでは良き出会いもめっちゃあって面白かったこともここに報告させてもらいます。
仲良くなった美容師の兄ちゃんや石売りの兄ちゃんたちに、チャイを奢ってもらったりして楽しいこともあったのです。
◆ジャイプールの街へバス移動
ということで、激動のアグラ観光を終えて前日にバスステーションで買っておいたチケットでバスに乗って次の街ジャイプールへ!
…なんだが、
バスを待っているうちに、どんどん気分が悪くなってくる…
なんかボーッとするし、体だるいし、咳でるし…
……風邪?😨
病は気からだ、思い過ごしだよきっと。とか考えながらバスを待つも、なんだかどんどんしんどくなっていく一方…あかんやつやこれ…
アグラが寒くて体が冷えたとか、昨日二本もビール飲んだとか、精神的にやられたとか、原因は無限に思いつく…
ぜぇぜぇ言いながら待ってる間にインド人のおっちゃんに話しかけられる。
このしんどい時にほんと勘弁してくれ…
と思ってると、
このバスは16時半くらいにジャイプールに着くぞ。大きい荷物は5ルピーで預けれるから、預けとき!どこのゲストハウス泊まるんや?あぁ!そこなら最後のバスストップで降りると近いぞ!最後のバスストップな!
とかって凄い色々とアドバイスしてくれた良いおっちゃんだった。
ごめんおっちゃん…疑ってもーて…
インドで話しかけてくるインド人を良いやつか悪いやつか見分けるのほんとに難しいんよ…
おっちゃんに、体調悪いんよ…多分風邪やわ…って話をしたら、あそこのチャイはジンジャーチャイやから、あれのんでった方がええわ!!
と言われてジンジャーチャイを飲み、バスの時間なのでさよならを言うと
向こうでもジンジャーチャイ飲みまくるんやでー!!気をつけてなー!!
といって送り出してくれた。ありがとうやで。
バスは結構良いやつだった。水も支給されたし。
しかし、明らかに何かと衝突してフロントガラスいかれてますけど…ええか…
バスのフロントガラスと、しんどいながらもブログのために写真を撮る自分のブロガー魂に衝撃を受けつつ乗車。
しかも車内に入ると、エマージェンシーの時にはハンマーでここの窓かち割って外に逃げてねって書いてある…
いやいや…ここの窓にバス内の人たちがわぁーって集まって外出ようとしたら、1000%追加の被害者出るで…
クレイジーインディア…
バス内では、しんどすぎてほとんど寝て過ごし、昼飯休憩ではまったく食欲がわかず、とりあえずキットカットを買ってポリポリ食べて、また寝た。
だいたい5時間ほどでバスはジャイプールに到着。
到着してすぐ現地の薬局にいって、風邪ひいた。って言ったら三種類の薬を売ってもらえた。インドは処方箋なしで薬を売ってもらえる国らしく、助かった…😂
現地の風邪や病気には、現地の薬が一番だと聞いたことがあるので、この大丈夫かわからない薬に賭けよう…
◆トニーゲストハウスへ到着
ジャイプールで泊まる場所は、バラナシの日本人宿で出会った旅の先輩に教えてもらってもう決めてあった。
親切なおっちゃんトニーが経営する、トニーゲストハウスだ。
ここは、多くの日本人が泊まりにくるらしい。しかし今はシーズンではないので、誰か1人でも日本人がいればいいんやけど…
トニーゲストハウスの屋上はたくさんの植物で囲まれており、ハンモックもかけられていてとても居心地がいい。
屋上の有無ってとても大事ね。
しかも、宿泊者はトニーの作ってくれるチャイが無料で飲み放題!!これは嬉しい😊
朝ゆっくりと目覚めて屋上でのんびりチャイを飲みながら始まる1日、最高でしかないよね。
そんな素敵なゲストハウスでチェックインのあれこれをしているタイミングで、1人の日本人と会うことができた。
ドレッドが似合う彼の名前は、しんのすけくんといって、オーストラリアでのワーホリなどを経験した後、今回はインドのみを旅しているらしい。
オーストラリアでは農業を経験してきたらしく、めちゃめちゃ羨ましい話をいっぱい聞けた。農業…ええよなぁ…
また、彼は今の日本のこととか、教育のこととか色んなことについて考えてる人で、彼の意見とか、自分の意見を話し合う時間がとても有意義だった。
旅先で出会う日本人と話をすると、僕が高校教師ということもあって(まぁ今この時はニートなんだが)しばしば日本の教育についての話題になる。
今の教育について、どう思ってるんですか?
とか
日本の教育ってどうあるべきだと思いますか?
とか。
色んなことを聞かれる。
正直、今の自分は今の教育とか、これからの教育をどうこうするというレベルの人間ではないので、たいへんおこがましいことだが自分なりに考えて、意見を話させてもらう。
人と話をする中で、自分の考えを言葉にして発信していくことで、自分の意見が強く固くなっていくように感じて、こういうプロセスってむっちゃ大事やよなと気付く。
この旅の間に考えたことや、気付けたことを日本に帰ってからどう仕事に落とし込んで行こうか…楽しみだ!!
そんなこんなを話しながら、夕飯はトニーが作ってくれたご飯を食べた。
満身創痍すぎてブレ。
チャパティまで手作り。うまい!!
めっちゃ風邪気味だったんだが、せっかくなので頑張って食べた。
8時くらいに限界がやってきて、薬を飲んで寝たのだが、明朝にやっぱり気持ち悪くなって目覚めてリバースしてしまった。
調子悪い時にカレーはダメ、絶対。
翌日はフルーツを主食に、一日中部屋にこもって寝ていた。
まじで、海外で風邪ひくのしんどすぎ…お茶漬けとか胃に優しいものが食べたすぎて、夢でお茶漬けでてくるくらいお茶漬け食べたかった…。ていうか今も食べたい…
◆ジャイプールを観光
薬飲んで一日中寝ていたので、次の日になるとさすがに体調がマシになっていた。
さすが現地の薬!!
翌日にはまた次の街に出発せないかんかったので、今日で見たいところをぐるっと回ってしまうことに!体力のもつかぎり!笑
しんのすけくんが、この日の昼に次の街に出て行くらしく、朝飯を一緒に食べてお別れすることに。
教えてもらった屋台のチャパティが、今までのインド旅史上ダントツでうまかった😳😳
なんか、釜で焼いてたのが違うんかしらんけど、ありえんくらいのうまさだった😳
しかも、チャパティ3枚くらいおかわりしまくって、カレーもおかわりしたのに40ルピー(68円)!!
頭おかしいんかレベルでコスパええ…衝撃のお店を紹介してもろたで工藤…
その後、サトウキビジュースを一緒に飲んでバイバイ👋🏻
風邪には気をつけるんやで〜
@アンベール城
まずは世界遺産であるアンベール城へ!
当時、この地域を支配していた王国の首都にあった城だそうだ。
下から見上げると、その大きさは想像を超えていた。
1100ルピー(1870円)でゾウに乗って入り口まで登ることができる。
当時の大王(マハラジャ)も、この道をゾウに乗って登城していたとのことで心が揺れたが、節約心が勝ってしまう。
可愛らしい装飾のほどこされた、ガネーシャ・ポールをくぐると、これまた美しい庭園が迎え入れてくれる。
庭園の横には鏡をちりばめたシーシュ・マハル(鏡の間)がそびえる。綺麗じゃ。
上から見る景色もいとをかし。
光の入り方が凄い綺麗。
壁画が意外とめっちゃおしゃれで、ついつい写真を撮りたくなってしまう。
東京にこういうカフェあるよね、なんやっけか。
神秘的な回廊。
アンベール城はボリューム盛りだくさんで、見応えバッチリなスポットだった。
当時の大王(マハラジャ)がいかに豊かであったか、力を持っていたかがよくわかる所だった。
@ジャイガル要塞
アンベール城からさらに登った所にある要塞が、ジャイガル要塞だ。
ここからは、先ほど観光したアンベール城を一望することができる。
めちゃめちゃ大きかったアンベール城も、こうしてみるとまるでそこまで大きくないようにも見える。いや、相当でかいんやけども。
ここにはマハラジャの写真展示コーナーとかもあって、結構面白く探索することができた。
@水の宮殿
アンベール城への道中にある、湖の真ん中にうかぶ宮殿。
マハラジャが夏用の離宮として建てたもので、入ることはできないのだが、この雰囲気は個人的に好きだったのでついでに見れてよかった。
たしかに夏は涼しそうな場所だ…
@風の宮殿
最後に風の宮殿(ハワーマハル)という宮殿。
道路に面したところから見ると、凄い壮大なつくりに見えるけど…
横から見ると意外と奥行きがなくてペラペラなことに定評のあるこの建物。
この窓から宮廷の女性たちが街を見下ろしていたんだそうな。
小窓から風が吹き込み、暑くなりにくいよう設計されていることから風の宮殿と呼ばれたんだそう。
ペラペラなことで有名とはいいつつも、それでも宮殿内は綺麗で、そもそも各所に宮殿を持つ当時のマハラジャの力には驚くばかりだ。
他にも、ジャイプールの見所はいっぱいあるのだが、普通に風邪気味だったのでしんどくて帰ることにした。まあがんばった方やろ。
ちなみに、ジャイプールの旧市街はピンクシティとよばれているのだが、
うん。あんまピンクってほどピンクではないかな…。笑
観光地に行くと、予想を遥かに上回ってくるパターンか、ショボショボなパターンかに分かれるが、今回はがっかりパターンでしたね。笑
まあでも、結構都会で困ることも少ないし、見所も多い街だと思うのでジャイプールおすすめっすね😇
さあ、もうインドもおしまいだ…
次はワンピースのアラバスタ編の舞台となった街へと向かいます!