インドの寝台列車に初乗車!一路バラナシへ
◆コルカタ最後の日を日本人とすごす
日本人宿での楽しい夜を過ごし、朝ゆっくりと起きる。
ありがたいことに朝食がついているので、優しい味のするスープをいただく。んー、ほっこりする味だ☺️
この日の夜20:25の寝台列車に乗って、コルカタの街を出発するチケットを取ってもらったので、コルカタ最後の日だ。
しかし、一通り見たいものは見れていたので、まあ宿でゆっくりとブログでも書いていようかと思っていたのだが、朝食を食べながら話している中で、鹿児島で調理の仕事をしていた男性と東京で琴を演奏している女性と3人でカレーを食べに行くことになった。
安定の失神カレー。うまい。
男性はインドを一周する予定らしい…‼︎すげー移動大変そうやなー😂
その後、宿の情報ノートに書いてあったインドにある綺麗なカフェに行ってみることにした。
え…ここインド…?!
インドらしからぬ綺麗すぎる店内と、普通にめっちゃ美味しいコーヒーに一同驚愕しつつも、居心地の良い店内でこれからの旅の話や、インドへのいきさつなんかを話してゆっくりとした午後を過ごすことができた。
まさか、インドで心落ち着くおしゃれカフェがあるとは…もっと早く知れていたらなぁ…
◆いよいよ寝台列車に挑戦!
宿に戻ると、今朝朝食を共にした別の男性が今日の20時に出発するバラナシ行きのチケットを取ることができたそうだった。
それなら、自分の出発時間とそう変わらないので一緒に駅まで行かないかと誘ってみたところ、快くokしてくれた。
タクシーでハウラー駅というすごい大きな駅に到着。タクシーの運ちゃんは偶然にもこれから向かうバラナシが地元らしい。
とりあえず、自分たちの乗る電車のプラットホームを探して、駅の食堂で夕飯を食べることに。
駅の食堂でチキンなんちゃらって書いたるセットみたいなのを頼む。102ルピー(174円)と駅内なのに変に高い値段じゃないのがありがたい☺️
インド、カレーばっかでほんと飽きてきますよねー😂
と、文句ぶーたれながらも、なんやかんや食べだすと旨いカレー。カレーばっか食べてるから、帰国したら相当スパイシーなトークができるようになってるだろう。
右下の梅干しみたいなやつは、インドスイーツっぽいんだが、サーターアンダギーをどろっとした砂糖に浸けちゃいました。みたいな味がして、地味うまであった◎
飯を食べてる間にぼちぼちいい時間になってきたので、別れを告げてそれぞれのプラットホームへ。
インドの駅はひっろい。
そして人もめっちゃんこ多い。
乗り込むのに夢中ですっかり撮り忘れてしまったのだが、僕が乗った鉄道は21もの車両が繋がっていて、自分の車両を探すのも一苦労であった😂
20:25着なのだが、5分前になっても姿を現さない鉄道に、気が小さいのでちょっと心配になる。でも、近くのおっちゃんに聞いたらここで合ってるそうだ。やっぱりインドの鉄道はめちゃめちゃ遅れるんだろうか…
なーんて思ってたら、5分くらいの遅れでホームに鉄道が到着した。なんや、意外とちゃんとしてるじゃん😳
出てくるインド人と我先に乗り込もうとするインド人たちをかき分け、自分の車両を見つけて、いざ乗車!
自分の番号の割り振られた席を探し出す。
インドの寝台列車にはクラスがあって、高くて良いやつから順に
1A,2A,3A,sleeper
となっているのだが、今回は三段ベットでエアコン&寝具付の3Aクラスの3段目(一番上)で予約してもらいました。
2段目を選ぶと、普段はベッドが畳まれているので1段目の人が寝る時にならないと横になれないそうだ。なので、僕はごろごろできるように一番上をチョイス。インド人といっぱい喋りたい人なんかは一番下や2段目の方がいいだろう。
通路は結構せまめ。
でかすぎて腹立つバックパックとリュックを枕にして寝たので、結構スペース持ってかれて、足伸ばして寝ると、足の先はみ出し丸になるくらいの大きさ。
トイレは意外と綺麗だった。
インド人たちは飯を食ったり、音楽聴き出したり、ベラベラ喋ったりと結構自由な感じだが、23時くらいになると皆横になり眠り出したので、僕もそのくらいに寝落ち。
座席はそんな硬いわけでもなく、全然寝れるレベルだったのでなんの不満もなし。というか、横になれるってだけでめちゃくちゃラクだった✨
◆聖地バラナシに到着
海外に来ると、朝早く目覚めてしまうタチなので、5時半くらいに目覚めてころころしていると、下のインド人たちも起きてきたみたいで、ちびっ子と遊んだり
めっちゃ拙い英語で話をしたりしていたら、インド人がバラナシに着いたぞ!!
と教えてくれて、ホームまで見送ってくれた。
ううむ、なんだか完全にインド人というものを誤解していたんだなぁと、実際にインドに来てみて常々思う。
ネットや本での情報も、勿論頭に入れておくことは大切だと思うけど、やっぱり自分で実際に行ってみて感じてみないとわからんことって沢山あるんだなぁ。
僕の中のインドやインドのイメージは、今のところ大変良い。もっと嫌いになってインドを出て行くもんかと思っていたのだが、思いの外可愛いインド人と、不思議な魅力をもつ街、そして美味しいご飯で毎日幸せである。
(とかって言って浮かれていると、ぼったくられたりして嫌な気持ちになったりとかもするが…笑)
最終的な鉄道の遅れはたったの40分であったので、14時間ほどで次の目的地であるバラナシに到着することができた。
人々が魅了されるこの街では、どんな発見が待っているだろうか。
次回より、インドバラナシ編です🇮🇳