【7カ国目 アイスランド🇮🇸】オーロラチャレンジ!氷の国アイスランド

楽しかったモロッコを出発後、ロンドンを経由して次なる目的地であるアイスランドへと到着しました!

目的はただ1つ、オーロラを見ることです!

帰って仕事を始めてしまったら、なかなか時間をかけてオーロラチャレンジをすることができないだろうってことで、急遽行くことにしました!
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結論からいうと、オーロラを見ることができました!😳✨

正直、天候的に諦めてたんですが最高の景色を見れてよかったです😳

 

◆火と氷の国アイスランド

 

皆さんはアイスランドがどこにあるかパッと想像できますか??


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イギリスを更に北上したところに、アイスランドはあります。

普段僕たちが見ているメルカトル図法という方法で描かれた地図では、緯度が高くなればなるほど(北or南にいくほど)面積が大きく描かれてしまうため、広大な土地のように見えますが実際は北海道と四国を足したくらいの大きさだそうです。

 

また、世界で一番治安が良い国としても有名なアイスランド

これまでの国では、なんだかんだと気を張っていないといけないことがありましたがアイスランドは安心感が違います。(もちろん最低限の注意は必要だと思いますが。)

 

南米へ向かう前の箸休めとしても、楽しみにしていた国なので存分に楽しむつもりで飛行機に飛び乗りました✈️

 

アイスランド到着。天気予報は…毎日雨☔️

 

ロッコからは、イギリス経由でアイスランドへ向かいます。

オーロラが見れるまで粘ってやるぞ!

という気持ちで臨んだのですが、意外と時間がないんじゃねということに気付きだし、焦ってこの先のアイスランドの天気を見ると…

 

1週間くらい雨☔️☔️

 

oh...god...

 

これまでの旅で、色んな幸運や良き出会いに恵まれてきたから、旅の神様に愛されとるわオレ😁な〜んて思っていたんですが、いよいよ神様も檀原に構ってるのに飽きたのでしょうか。

とりあえず1週間弱くらいは粘って、少しでもオーロラを見れるチャンスを上げる作戦をとることにしました。

 

天気予報に萎えながら飛行機に乗っていると、いよいよ目的地が見えてきました!

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寒そ〜〜〜🥶

 

まさに"アイスランド"って感じの景色に若干びびりながらも、モロッコで冬装備を整えてきたから大丈夫だと自分に言い聞かせながら入国!

 

万全に用意してきた冬装備がたっぷり入ったバックパックが出てくるのをバゲージクレームで待っていたのだが…

 

俺のバックパックが出てこん…

 

いやいや、まあ最後の方なんやろうな…せっかちな性格やであかんわほんとに…

 

 

あれ…

 

なんか皆荷物取り終えたっぽくね…?

なんか電光掲示板に、"finish"て書いてね…?

え、これ俺のアイスランド旅も"finish"したっぽくね…?

 

これが噂に聞くロスト・バゲッジ略してロスバゲか〜なるほどなぁ〜

 

うん、どうしよっか。今夜すでにオーロラツアー申し込んであるんやけど。この軟弱装備で行けと?凍るわ。

 

静かに焦りだしてきたが、とりあえずサポートセンターみたいなところに行くと、先に同じ便だったっぽい外人が荷物が無いと騒いでいた。

君もか。わかるよ、その気持ち。

後ろから見ているとなんか知らんけど、わちゃわちゃ英語で話しながら用紙に色々記入させられて、方々に電話をかけてなんやらしておる。俺、これできるかいな。英語力小2やけど、えーか。

10分くらい待っていると手続きが終わったみたいで、僕の番になった。

 

ちょっぴりドキドキしながら俺のバックパックないねんけど。とチケットを見せると

 

あぁ。それね。こっちこやぁ。

 

と、全然違う場所に連れてかれると、そこに無造作に俺のバックパックが横たわっていた。

え、なんでこいつだけ別口なん?!

って聞いたら、なんか紐とかいっぱい出てて危ないから(的なこと言ってたはず)みたいなこと言われ、なんやねんそら。今までの心労を返さんかい。と軽くイラッとしたが、とりあえずバックパックがあったことが嬉しすぎてイラみはチャラみであった。

 

レイキャビクの街へ

 

なんとか荷物をゲットし、両替を済ませて宿のある街へと向かいます。

空港から市内までは50分くらいかかるので、空港からのバスのチケットを購入して向かいます。お値段なんと、3,500クローナ。1クローナはだいたい1円と思えばいいので、3,500円!!たっっか!!

アイスランドといえば、物価が高いことでもたいへん有名な国ですが、早速その洗礼を受けることになります。確実に歩いていける距離じゃないので、バスに乗らざるを得ない。

 

バスターミナルから宿までは探検がてら歩いて市内を移動します。

もうちょいお金を出せば、ターミナルから宿までのバスも手配できるのですが、やってられるか!すでにこっちは3,500円もってかれてんねん!!

 

そんな荒ぶった心を落ち着かせるように、街並みは美しい。

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なんかただの住宅街なのに、雰囲気があります。綺麗。

公園の端っこで水鳥たちが泳いでました。なんて平和な国なんだ、アイスランド

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教会もごちゃごちゃしてなくてよい。カラーリングも俺好み。

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洗練された街並みに感動しながら歩いていたんだが、いかんせん朝から何も食べてないのでめっちゃお腹が空いていることに気がついた。

エジプトで出会った人に、アイスランドには宇宙一うまいホットドッグ屋さんがある。というにわかに信じがたい話を聞いていたので、そこに向かうことに。

 

こちらがその宇宙一うまいホットドッグ屋

結構有名みたいで、いつ行っても列ができてました。

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メニューはホットドッグか飲み物のみ。

全乗せかどうか聞かれるので、オールと注文しましょう。

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こちらが噂のホットドッグ。

その見た目からはあまり宇宙一感は感じられません。むしろB級な見た目。

お値段は一個470円。今、高いと思ったあなた、アイスランドではこの値段でご飯が食べれたら相当ラッキーガイですよ!!!ハンバーガーのセットでも1,300円くらいしますからね!!

 

とまあ、そんなことはおいといて、味ですが普通にうまかったです。

カリカリに揚げた玉ねぎが入ってて、独特なソースと合わさって美味しい。

 

…けど、

 

宇宙一かと聞かれると、

 

んーーーー。笑

 

まあそのネーミングに対してクレームも来てないんだろうし、僕も美味しくて二回食べに行ったし、それで有名になってんだからいいんじゃないっすかね。という感想でございます。はい。

 

そこそこに腹を満たして、宿へとむかいます。

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景色が綺麗なので思わず寄り道してしまいます。

雪国だな〜。

 

途中でスーパーがあったので、興味本位で入ってみます。
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ファンタ一本489円…?!

 

これ、1リットルのおっきいやつじゃないですからね?夢の国か。
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歯ブラシは800〜500円…

アイスランドの人は歯ブラシボロッボロになるまで使い込んでるんやろな…(アイスランドの給料は物価に合わせて高いのでそんなことはないです!)

軽い気持ちで入ったスーパーでメンタル的にタコ殴りにされた気分であった。

インドやモンゴルはめっちゃ異国!て感じやったけど、アイスランドもまた違った意味で異国じゃ…

 

夜のオーロラツアーまで時間があるので、カフェでコーヒーをいただきます。一杯600円。うーん、地味高…。

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ゆっくりしていると日も暮れてきて、海岸線がいい感じに綺麗です。

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この日のオーロラツアーは、近くのバスストップに夜の8時集合。

暖かい格好をしてバスに乗り込みます!

 

◆オーロラツアー一発目

 

大型バスでレイキャビク周辺のオーロラスポットに行ってもらい、その日の深夜に宿に戻るというプランのツアーがあったので、時間がない僕は初日からチャレンジ!たしか一回6,000円だったと思います。

あまりにも高過ぎるわけではないけど、何回も行ってると結構な額になっちゃう感じ…💧早く見えて欲しい…💧

 

バスの中は欧米人ばかりで、日本人ゼロ。中国人ちょびっとみたいな感じでした。

市内から1時間ちょいくらい車を走らせ、オーロラスポットへ。

なんか蒸気がめっちゃ出てるところで下されました。温泉かな?
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蒸気を抜けると、開けたポイントにでました。

ガイドが遠くの空にあるぼんやりとした白いもやのようなのを指差してなにやら言ってるので、持ってきたコンデジで写真を撮ってみます。

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おぉ!オーロラやん!笑

 

いやほんとに、こんな反応になるくらい肉眼では雲なのかもやなのかわかんないレベルのやつでした。

 

ほーん、オーロラでこんな感じかー、

まあとりあえず見れなくて帰るってことがなくなったでよかったなー。

って、なんかもやもやした感想を一人抱いていると、


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別の方向にちょっと大きめのオーロラが!

おぉ!すごいすごい!!

 

カメラの設定をいじくりながら撮りまくります。


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おぉー!!

 

ん…?なんか…でかくなってきてね…?

 


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いや、めっちゃでけぇー!!!

 

後ろの方で暇そうにしていたカメラ持ってない欧米人たちが喜びの歓声をあげます。

肉眼ではこんなに綺麗な緑には見えないのですが、巨大なオーロラがゆらゆらと揺れながら姿を変えていく光景は壮観!こんなもん見たことない!!
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狂ったようにシャッターを切ってました。

いやぁまさか、半ば諦めていたオーロラが初日で見られるなんて!!

旅の神は俺を見捨てたと思っていたけど、めっちゃ微笑んでくれてるやん!!ラブい!!神、ラブいぞ!!

 

破茶滅茶にテンションが上がり、この日は幸せな気持ちで布団に入ることができた。

 

とりあえずこれでアイスランドに来た目的は達成したわけなのだが、冬のアイスランドは氷河トレッキングなど他にも魅力があるようなのであと少しだけアイスランドを楽しむことにしました。

その話は次の記事で!

【モロッコ】川で洗濯をしていても桃が流れてこなかった話

ども!

前回はトドラ渓谷まで到着して、日本人宿で一泊したところまでだったと思いますので、今日はその続きです✍🏻

ロッコ編はたぶんこれでおしまいになります。

 

それでは、行ってみましょー!

 

◆トドラトレッキング

 

田舎のいーい感じの雰囲気が漂うトドラ渓谷。

この渓谷では、割と高いところまで歩いて登れるとのことなのでゆうとくんとトレッキングしてきました🚶‍♂️

 

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渓谷はインドで出会った旅人さんにオススメしてもらったからという理由だけで来たので、さして期待してたわけじゃなかったのですが、いざ行ってみるとそのスケールのでかさにビビります😳でけー

素晴らしい景色を見た時の反応が、でけー!とかすげー!とかきれー!とかしかボキャブラリーがないので誰か高尚な反応の仕方を教えてください。

宛先はコチラ↓↓↓↓


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渓谷の断崖の下に宿っぽい建物が複数軒あったんだけど、なんでそんな危険なところに建てようと思ったんや…💧

崩れてきたらイッパツやでしかし…

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危険を顧みずに渓谷で住むのがまたモロッカンスタイルなのかもしれない。天晴れ。

 

ここまでは割と平坦な道のりだったが、渓谷を抜けたあたりから一気に登ります。
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はじめは道っぽいのがまだ見られたんだが…


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だんだんと道なき道を登らざるをえなくなってきます。

ほんとにこのルートであってんのか?!と何度も確認しながら険しい道(?)を進む。

道とは何かを考えさせられるいい機会になりました。

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歩いてると大量のヤギを連れた遊牧民のおっちゃんと出会いました。

お〜!!とかって写真を撮ってるとチップを要求された。おい。笑

ゆうとくんがボールペンをあげると喜んで去っていったわけだが…。笑

どうやら、ここらへんの遊牧民にトレッキングに来た欧米人が物やチップをあげまくったことから、旅人を見つけてはとりあえずチップを要求するようになってしまっているそうだ。

いらんことすな😅ほんでボールペンで満足なんかいお前は😅


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おっちゃんと別れてからも、ゴツゴツした岩山をひたすら登ります。

思ってたよりハード💧💧

 

なんとか中間地点っぽい開けた場所に出たので、ここで昼飯を食べます。

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下で買ってきておいたリンゴの炭酸ジュースが染みます…うめえ!

 

そこそこに腹を満たして、また道なき道を進むと遊牧民の住居発見!!
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めっちゃボロいテントと、いくつかの洞窟が積み石で囲われていました。

なんて簡素な…。
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覗いてると、入ってきていいよって手招きしてくれたのでお邪魔することに。

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ちょうどお昼時でランチタイムだったらしく、食べてたパンとお茶を分けてもらえました。チップ確定!!!

まあでも普通に美味しく食べれる物で良かった。(遊牧民の飯に対するトラウマがすごい)

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可愛らしいちびっ子。

出会い頭にチップを要求してきました。そんな曇りなき眼でお金を請求するでない。

 

まあでも、流石に飯もご馳走になってしまったということで、要求される前にチップを渡しておいとまさせてもらった。

こういうのは言われる前にやるのが大事なんや、気持ち的にそっちのが両者気持ちよく終われるから。(日本人の鑑)
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洞窟の中には家財道具なんかが置いてあって、非常に興味深かったです。

 

遊牧民テントからちょっと歩くと、見晴らしの良いポイントにでました!

恐らくここがビューポイント。

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えらいとこまで登ってきてしまいました。

ここからはどんどんと道を下っていきます。
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下りは下りでどこが道かわかんなくて、2人で試行錯誤しながらようやく住居があるところまでやってこれました。
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長かった〜〜
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川を挟んだ先には、カスバと呼ばれる古きよきモロッカンスタイルの街並みが見れました。雰囲気あります😳
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カスバを抜けると、川でおばちゃんズが洗濯してた。ほっこり〜😊

それぞれの家に洗濯機はちゃんとあるらしいんだけど、綺麗好きだから丁寧に洗いたいのは川で洗ってるんやって。

後に僕も川で洗濯体験をすることになります。

 

希望したらモロッコ料理の作り方を見せてもらいながら教えてもらえるということだつたので、この日の夕飯はタジン!

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これもまたうまかった!😳

日本に戻ったら作ってみたいな〜💫

 

◆川で洗濯、宿とお別れ

 

翌日、色んな話を聞かせてもらってたケンさんが次の街に行かれるということで、写真を撮りました。

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旅をしてると出会いと別れがありすぎて、ちょっと疲れてきちゃうんですが、良い出会いがあるとやっぱり別れが寂しいです…


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こんな日でも朝飯がうまい。

日本人には白米と味噌汁のおいしさが遺伝子レベルで組み込まれてるんだろうきっと。

 

この日はゆうとくんがロッククライミングをしに行くということで、僕はのんびり1日を過ごすことにした。
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まずは近くの川に行って洗濯をします。

バケツに水を入れて洗濯物をゴシゴシ洗って、川ですすいでを繰り返します。なんという原始的スタイル。テンション上がらざるをえない。
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洗い終わった服はその辺の木にぶら下げて乾かしていくぅ!


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服を乾かしている間、買ってきたパンとツナ缶で簡易サンドイッチを作って川辺で食べます。

これがうまいんだまた。

 

腹を満たしたら持ってきた本をゆっく〜り読んだり、ぼへ〜っと過ごします。

エジプトからずっと駆け足で旅をしてきたので、こういう田舎でゆっくりするのがめちゃめちゃ心地いい!!

やっぱり人間、休息が大事よね。

音楽とか聴きながらゆるゆるしてると、強い日差しであっという間に服が乾いちゃいました。

んー、さては最高だな。トドラ渓谷。

翌日には次の街に出発予定なのだが、本気でここを出たくなっていました。笑

 

そこから街におりて次の日のバスチケットを買って、宿に戻ったらオーナーの娘さんと遊んで夕飯を待ちます。
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この日は学校ごっこなるものが開校され、自分の名前をアラビア語で書いてみたりしました。

この子が元気いっぱいで遊びがいがある良い子でした。笑

 

また翌日、遂に居心地があまりにも良すぎてもはや泥沼かと思われるトドラの宿を離れないといけないということで、最後にまた写真撮ってもらう。
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インドのバラナシに続いて、また来たい宿ができました。ありがとうございました。

 

2人で街におり、出発の20分前くらいにバス会社に行くと、受付のお姉ちゃんが

あと1時間後にもう一回きてね!!

と言ってきた。

まあ遅れるのは結構あるあるらしいので、近くのジューススタンドでアボカドジュースを飲んで時間をつぶす。

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アボカドと聞くとほんとに美味しいのか疑いたくなるが、これがまた濃厚で絶品なのであった。

なにもない街でなんとか時間を潰し、1時間後にバス会社オフィスに行くと、オフィスは閉まっていて僕たちの荷物が外にほっぽり出されていた。

まあ、お昼休憩なんかな〜って能天気に考えていたら、

おい!おまえらバスとっくに行ってまったぞ!!

と近くのベルベル人が言ってくる。

 

は?

 

事態が飲み込めず、2人でベルベル人と話をすると、どうやら正規の時間通りにバスは来て、僕らが来ないもんだからもう行ってしまったらしいのだ…!!

 

あの姉ちゃん、あと1時間後ってゆうてたやないか…!!

 

何が腹立つって、張本人の姉ちゃんが昼休憩でいないところである。

いたら文句の一つでも言えたというのに…

 

まあそうこういっても仕方ないので、次の街に行く手段はないかと聞くと、歩いて20分くらいのところに乗合バス乗り場があるから、そこなら行けるということで、重いバックパックを背負い、とぼとぼ歩いて向かいました。

 

いやあ、ちょっと油断するといいパンチぶちこんでくるなぁ…モロッコさんはよぉ…

 

幸い、乗合バスに無事に乗り込むことができたので、狭い車内でうねうねの山道を6時間くらいかけて最後の街マラケシュへとたどり着くことができました。

 

◆ウザさの所以たるマラケシュ

 

マラケシュでも日本人宿に泊まったのですが、結構お洒落な内装でびっくり。

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まあちょっとしかいないんやけどもね。

 

マラケシュといえば有名なのが、フナ広場という大きな広場で毎夜開かれる夜市である。

夜になると活気を増すフナ広場では、大道芸人や多くの屋台が軒を連ねていて、タイを彷彿とさせる感じです。
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ただ、タイと全然違うのが、フナ広場のモロッコ人がクソウザいということ。笑

ゲストハウスの人いわく、ロッコが世界三大ウザい国だと言われてるのは、99%がフナ広場のせいだそうです。笑

どんだけウザさ密集してんねんっていう。笑
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夕方にカフェのルーフトップから見たフナ広場は、結構綺麗で結構見てられます。

 

しかし、下界に下りて屋台に近づこうもんなら進行方向を塞ぐようにモロッコ人が立ちはだかり、うちの店はどうだい?!タジンにクスクスなんでもあるよ!!!

と、かなり濃い目のアプローチをかけてくる。

 

なんとかそいつをどかして進もうと二歩くらい歩くと、次は隣の屋台のモロッコ人が行手を阻み、こっちの店のがいいんだぜ!タジンにクスクスなんでもあるぜ!!となかなか引き下がらない。

 

それでもそいつをかき分け、三歩進むとそのまた隣の屋台のモロッコ人が行手を阻み、うちが最高!タジンにクスクス以下

てな具合である笑。

 

なんでか知らないけど、ゆうとくんの前にどんどんモロッコ人が集まってきて、ゆうとくんはご立腹な様子だった。申し訳ないけど、横から見てると次々とモロッコ人が現れるからめちゃめちゃ面白かった。笑 申し訳ないけど。笑

 

まあでも、確かにフナ広場のモロッコ人のウザさは他の街の比じゃないのは間違いなかった。笑

 

マラケシュの街はマーケットが中心なので、フェズで散々見飽きた街並みにあまり興味もわかず、あっという間に終わってしまった。

 

◆次なる国は…

 

ということで、だいたい10日間ほどでモロッコをぐるっと回ったわけですが、マラケシュからアイスランドに飛んでオーロラチャレンジをすることにしました!

2月ということで、オーロラをみるチャンスがあるのですが、幾分アイスランドは曇りが多いらしく、見れたらラッキー!ってなところ。

果たしてオーロラは見えるのでしょうか…?

 

【モロッコ】サハラ砂漠を楽しみ尽くす巻

どうもです!

段々と現在地とブログの進行が離れてきました😅

現在はアイスランドを出発して、南米はペルーへと向かっています✈︎

いよいよ南米ということで、気を引き締めていかなかん!という気持ちですが、その前の長時間フライトで心折れそうです…😭

 

最高だったモロッコの旅を懐古しながらブログを書き進めて行きますね✍🏻

 

◆砂漠ツアー2日目

 

1泊2日のサンセット・サンライズツアーを終えて、朝に宿に戻ってきた僕たちはその日の午後にまた別のツアーに参加しました。

多くの人は1回のツアーに参加して次の街へと移動してしまうのですが、僕らはバスの時間とかの兼ね合いもあり暇だったので車で砂漠の周りを見て回るツアーをお願いすることにした。

車一台を借りるのに1,000ディルハム(12,000円)かかって、参加人数でこれを分割するのだが今回は僕とゆうとくんしか参加しないらしい…そのためそこそこ値がはってしまった…。

 

ベルベル人のおっさんの案内でツアーが始まります。

まずはラクダの餌やりから体験してもらうぞ!

気の良いおっちゃんがはじめに連れて行ってくれたのは、ラクダが大量にいるポイント。

 

やったー!ラクダに餌あげるなんて貴重な体験だー!

ラクダちゃーんおはよーございま…


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モッチャモッチャ…


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モチャモッチャ、モッチャリ…

 

な、なんかあんま…可愛くない…‼︎😰(失礼)


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手まで一緒に食われそうになりヒヤヒヤする檀原。
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二頭にダブル食いされるゆうとくん。

ラクダの勢いのよさと常にモチャモチャしてる感じに2人気圧されながらも餌やりを終える。


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ごぉちそおさぁ〜ん(モチャモチャ)

 

……(なんか可愛くねぇ)

 

 

続いて井戸っぽいのを見学。f:id:yusuked:20200205052114j:image

日本のJICAの協力で作られたって言ってました。海外を旅していると、そこかしこでJICAのマークや話を聞きます。すごいですよね。

砂漠の民はここに水を汲みにくるんだと。f:id:yusuked:20200205052135j:image

砂漠の民にとって、水はとてもとても大切な資源だからさぞや大事にされているのであろう。


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井戸の下を流れる地下水は、周辺の人たちが作物を作る畑へと流れていました。
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自分の土地の番がくると、こうやって水路を塞いで水を引き込むそうだ。めっちゃ原始的😳

全ての畑に水を引こうとすると1週間くらいかかるとのことなので、乾燥に強いものを育ててるんやね。

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砂漠でのオアシス農業、実際に学べてたいへん勉強になりやした。

 

車を飛ばして次のポイントへ向かいます。

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途中でカピカピになっあラクダの死骸を見つけたり
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雨期にはめちゃめちゃでかくなるらしいカピカピになった湖を見に行ったりします。

ここの湖は雨期にフラミンゴがいっぱいくるらしいのですが、カピカピなので一羽しかいませんでした。


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ここはインスタ映えスポットだ!

と言われたので、とりあえず飛んでみる檀原。
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ここも写真スポットだ!!

と言われ、不安定な足場にビビりながら飛翔する檀原。

ベルベル人、とりあえず観光客を飛ばして写真撮りがち。(ベルベルあるある)

 

また、ここいらは化石だったり隕石だったりが見つかる地域らしく、アンモナイトの化石を探しに行くことに!

なんか見つかった化石は持って帰っていいらしく、にわかにテンションの上がる2人。

 

見つかるといいなー、なーんて話をしていると、

あ、あった。ここにもあるぞ、ほら、そこにもある。あっちにも!!

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アンモナイトのバーゲンセールでした。

写真撮るの忘れて上の写真しかないですが、ベルベル人のおっちゃんがもっとでっかいやつをゴロゴロ取ってくれて、ワーオ!!と喜んでいると調子をよくしたおっちゃんが次から次へとアンモナイトを掘り出して手渡してくる。

 

…いや、おっちゃんそんなにもええで…数が少ないからええんやでこういうのは…

 

結局1人6個ずつくらい渡されたが、形がいいのを2つ持ち帰ることにした。残りはおっちゃんの目を盗んで置いてきました。

とりあえず袋に入れてバックパックにぶち込んでおいたけど、冷静に帰ったら粉々になってないかな…😅

アンモナイトの防御力に期待である。

 

よし、お前たち車の上に乗るんだ!!

いきなりおっちゃんはそういうと僕らを車上に乗せて車を出した。
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おー!!!めっちゃ気持ち良い!!✨

高い目線で砂漠を見ながら風を切って進むのは最高であった。

 

どうだー?最高かー?

 

イェーイ!!最高!!

 

オーケェーイ!!(ブォオオオオオオン!!!)

 

ここでまた気を良くしたおっちゃんが車の上に人が乗っとるにも関わらず60kmくらいスピードを出すもんだから、リアルに命の危機を感じる事態に😂😂

手すりに捕まってねぇと振り落とされる!!😂

 

10分くらいこの状態で進み、ようやく次のポイントに着くとニコニコしながらおっちゃんが出てきたので、

おっちゃんクレイジーすぎ!!!

と言うと

イェース!アイムクレイジードライバー!!hahaha!!

とドヤ顔。

 

イェース!じゃねえ!!😂人間を積載した時の速度もうちょい考えんかい!!

 

まあなんやかんやスリリングで楽しかったし、よしとするか。

 

次のポイントは、遊牧民の住居だった。

砂漠にも遊牧民がいるのか!というのがまず驚きである。
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これが遊牧民のテント。

モンゴルのよりすっごい簡素だ。まじでここに住んでるんか…
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パンやピザを焼くための窯(見た目は窯というか砂の山…)
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家財道具の入った小屋。

こうしてみると、モンゴルの遊牧民の家ってめちゃめちゃちゃんとしてたんやなぁ…
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ここにもミニソーラーパネルが。

やはりこのご時世、自然エネルギー遊牧民はセットなんやろうか。


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おっちゃんが持ってるのが、遊牧民のペットらしい。かわいい!!!😳

なんかナウシカのやつみたい!!!(やつて)

おっちゃん曰く、このキツネみたいなやつがサソリとかを食べてくれるらしい。なるほど。
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頭に乗せて写真撮ってもろた。

まじでこの動物可愛かった。日本では飼われへんのやろうか。
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遊牧民の方々にお茶と豆とかをいただき、最後に写真を撮ってもらいます。

もちろん、彼女たちには気持ち程度のチップを渡さないといけません。ほんとに気持ち程度だけど、こういう収入も彼女らにとっては大切なんかな…

 

ぼちぼちサンセットが近づいてきたということで、再び砂漠へ。
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ベルベル流砂漠での写真の撮り方を教わります。

こういうの、女の子とか中国人とか絶対喜ぶよね。観光地の人たちの何をすれば観光客が喜ぶかをわかってるところ、流石やなあと毎回感心します。


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別の井戸を見学してた時にちょうど現地の人が水汲みにきたので、体験として汲ませてもらいました。

モンゴルの時も感じたけど、毎日水を汲みにくるのほんと大変だよなあ💧

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さあ、サンセットを見るために砂丘を登ります!おっちゃんが紹介してくれたポイントは人も少なくてめっちゃ綺麗だった。
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夕日を見ながら2人で旅の話を楽しんだ。

しかしまあ、偶然ゆうとくんに出会えてほんとによかった。何もない砂漠で話し相手がいるってのは、ほんとに大きかった。

 

ツアーはこれでおしまい。

おっちゃんにお礼のチップを渡して、夜飯を食べて翌日には砂漠を離れます。

砂漠での体験、なにより綺麗すぎる星空を見ることができたのはこの旅の中でも凄く印象的なものとなりました✨

 

◆トドラ渓谷の日本人宿へ

 

翌朝、2人でグランタクシーという狭い車に乗り込んで次の目的地であるトドラ渓谷へと向かいます。

ロッコで楽しみにしていたシャウエンとサハラ砂漠を通過して、ちょっと気が抜けたところでこの地で3泊してゆっくりする計画です。

なにせ、このトドラ渓谷にはめちゃ美味しい日本食を出してくれる日本人宿があるということで2人とも日本食を楽しみに同じ宿に泊まりました。

まあ、モロッコは飯美味いしあんまり日本食が恋しいって感じではなかったけど、食えるうちに食っておかなきゃね!笑


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昼過ぎにはトドラ渓谷の近くの街へ到着。

渓谷行きのバスに乗り込んで本日の宿であるアーモンドへと向かいました。

バスの車窓からは自然豊かな景観が広がります。田舎で育ったのでこういう所がめちゃ落ち着く😳f:id:yusuked:20200207063529j:image

宿につくと、オーナーのみちよさんが出迎えてくれて、色々と説明をしてくださいました。

やっぱり日本語で話が通じるのはほんと便利や🤤✨

 

テラスで色々と話をしていると、既に宿泊していたケンさんというベテランバックパッカーの方が帰って来て、これまでの経験を色々と聞かせてもらった。

ロッコにはこれで3度目らしい…!う、うらやましい…

旅先で出会う旅のプロの話はなんでこんなにも面白いのだろうか。ケータイやネットがなかったころから旅をしていた偉大な人であった。

 

そんなケンさんが食前にワインを振る舞ってくれて、3人で久しぶりのアルコールを楽しみながら談笑した。

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ロッコもといイスラムの国ではなかなかお酒が飲めないので、これがまたうまかった🤤✨

 

さらにさらに…


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きました!!みちよさんのカツカレー!!!

うますぎボンバーでした。宿泊すると朝夕のご飯がつくので、毎食毎食がほんとに楽しみなわけです!🤤

皆でワイワイ食事をして、どこの国が良かったとかあそこの飯はうまかっただのと色んな話をした後は、電気を消してテラスで星空鑑賞。

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え…なにこれ、最高かよ。

 

美味い飯を食って、大いに語らって、満天の星を眺めて、気が済んだら眠る。

こんなに幸せなことがあっていいのでしょうか、もう最高です。

 

到着したその日からすでにもう宿の居心地が良すぎて離れたくなくなってしまったのでした。

 

 

【モロッコ旅】ラクダでサハラ砂漠ツアー!迷路都市フェズで皮なめし見学も。

 

 

どうも〜🙌

あっという間に2月がやってきましたね〜、僕の旅もあと1ヶ月になっちゃいました。早いですね…

 

今日は、モロッコpart2.迷宮都市フェズとサハラ砂漠です✍️
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夢だったサハラ砂漠の景色は忘れられない思い出になりました…😌✨

 

◆迷宮都市フェズへ

 

朝早くに素敵だったシャウエンをバスで脱出し、次なる街であるフェズに昼過ぎくらいに到着。

フェズへのバスは、席の上についてたクーラーの排気口から水が滴ってくるという素敵仕様でした。

水が滴っても許されるのはイイ男だけなんだということが、「言葉」でなく「心」で理解できました。

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ロッコには色々なことを教えられるぜ…

 

フェズの旧市街は複雑に入り組んでいて、狭い路地には露店が大量に並んでスークと呼ばれるバザールを形成しています。活気のあるスークの立ち並ぶ旧市街全体は世界文化遺産となっているのです。

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ただでさえ狭い路地に並ぶ露店。

行き交う大量の人々。

普通に歩くのも大変なくらいに賑わっています。
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ここにもにゃんこ先生。

ロッコのにゃんこの可愛さは留まることを知りません。もうちょっと留まってくれ。けしからん。

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魅力的な路地がそこかしこにあるので、フラフラっとメインの通りを離れると秒で迷います。更にその先でまた魅力的な路地に吸い込まれ…どんどん道を見失う…

 

しかし…これでいいっ…!

これでこそ旅…旅だっ…!


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プラプラしてたら見つけたカフェで珈琲をテイクアウトして、珈琲片手に迷路に迷う。

うーむ、最高か。

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迷っても決して案内してくれない猫。

猫の恩返し的な展開はモロッコではない。

 

そして、フェズにはロッコを3大ウザイ国たらしめるモロッコたちが大量に出没します。

 

旧市街を迷ってると、

どこに行くんだ?!案内してやろう!!

頼んでもないのに道案内をしてくる輩がそこかしこにいます。スルーして通り過ぎようとすると

そっちは行き止まりだ!!こっちこっち!!

と、思いっきり行き止まりじゃないのに平気で嘘をついてチップをふんだくろうとしてきます。

 

シカトしようとも、彼らはそこそこ着いてくるのでなかなか面倒くさいです。

ただ、3大ウザイ国で有名なインド・エジプトのウザ戦闘力と比べると、モロッコ1ウザスだとするとインドは150ウザス、エジプトは53万ウザスくらいの体感値なので(檀原調べ)まだまだ修行不足ですね。まずは界王拳くらいを会得してから3大ウザイ国を名乗ってほしいものです…。

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ウザプト人はまだ2段階変身を残しているというのに…

 

◆皮なめし職人の工房へ

 

フェズでは、革なめし(タンネリ)という動物皮の加工がさかんらしく、そこかしこに工場がある。

ロッコ人は観光客を革なめし工場に案内してチップや革製品を買わせようと街を徘徊しています。

 

まあしかし、折角案内してくれるのだから彼らの誘いに乗ってみるのもまた一興。

僕は3人のモロッコ人にそれぞれ別の場所に案内してもらってきました。


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羊の毛が集められてる。くさめ。
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ドブみたいに見えるけど、ここで色をつけてるんだと。
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色を付けた革を干しているところ。

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赤色に染められた革。

どの案内人についていっても、黄色はサフランで〜黒はマスカラで染めてて〜とかって説明が全く一緒なのが笑えた。笑

誰かが全員に教育してるんやろか。笑f:id:yusuked:20200202022718j:image

革なめし職人はこんな感じで作業してました。結構な肉体労働でしんどそう…そらあ革製品もある程度の値段するわな…
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そのまま景色がキレイなポイントまで連れてってくれました。

これは高額なチップを要求されるに違いない…😂
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最後に案内してくれた兄ちゃんの家族がやってるカーペット屋さんで営業を受けるという、もはやどこの国でも同じメニューをしっかりこなし、しっかり断って帰ってきました。
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当たり前みたいに道に馬やロバがいます。2020年とは思えぬ…。

散々色んなところについていったので腹が減り、口コミが良いお店でちょっと贅沢ランチ。

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ここのサラダが死ぬほどうまかった😳✨モロッカンサラダにこの店でハマって以来、いろんなお店で注文したけどここに勝る味はいよいよ出てこなかった。

ううむ…まじでもう一回食べたい…


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飯のあとに、一番有名でカラフルななめし工場に連れてってもらいました。
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さっきのドブ色のより、やっぱりカラフルな方が写真映えしますね…

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シャウエンと比べて、やはりウザさが滲み出てきたフェズ。

バザール好き迷路好きにはたまらない街だと思いました。

 

サハラ砂漠で圧巻の体験

 

フェズからは夜行バスでハシラビートという街に向かいます。

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地図でいうメルズーガの近くの街です。一気に南下する感じですね。

砂漠へと向かう夜行バスで、なんとも貴重な出会いがありました!

 

バス会社のオフィスでバスが来るのを待っていると、たまたま2人の日本人がいて、彼らも砂漠へと向かう同じバスに乗り合わせるそう。

ロッコは意外と日本人が多い。2人とも大学生だそうだ。

驚いたのが、そのうち1人の男の子が僕がイランで出会って仲良くなった日本人の女の子と大学が同じで友達なんだそうだ😳スモールワールドだ!😳😳(ローマの休日風)

 

旅に出てると、世界中の日本よりもはるかにひろーーーい地域を渡り歩いているのに不思議な出会いが多い。そういった時、偶然を遥かに超越した大いなる何かの計らいを感じざるをえない。僕はキリスト教イスラム教ではないが、旅の神はいると信じるようになっていた。旅の神教である。

 

もう1人の男の子はゆうとくんといって、彼とはこれからの旅程が同じなこともあって1週間ほど一緒に旅をすることになる。モロッコ旅が最高の旅になったのは、間違いなく彼の存在が大きい。

 

夜行バスで寝れたんだか寝れてないんだかわからないまま明朝にハシラビートの街へ到着。

砂漠ツアーを申し込んだ宿が同じだったゆうとくんと宿へ。
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ツアーを申し込んだのはリアドマムーシュという日本人の間では有名なところ。たいへんな高級感である。

砂漠の街では安宿もあまり多くなく、ツアーの評判が良いここをチョイス。到着したその日の夕方から砂漠へと出発できることになったので、それまで2人で待機。


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砂漠が見えるカフェでランチタイム。

砂漠の街はマジでなんもない。

散歩して時間を潰そうとするも、街の中心地みたいなところは歩いたら五分で回れてしまう。

やることがないので、宿でぐだぐだと夕方を待つ。
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ランチしたカフェでモロッコ人がスカーフをつけて写真を撮ってくれた。2人で絶対にチップ要求されるよな〜、と話してたのに全然そんな素振りを見せずに解放してくれた。

ただのサービス精神旺盛なモロッコ人だったようだ。

 

サハラ砂漠ツアー 1日目

 

4時に出発と言われていたが、悪びれもなく30分遅れてきたモロッコ人。It's モロッカンタイム。

ロッコ人モロッコ人と一括りに言ってきましたが、実はモロッコ人は大きく2つの種類がいて、砂漠や山脈地帯に古くから住んでいるベルベル人と、アラブ人がいます。

ベルベル人といえば、世界史でムラービト、ムワッヒド朝を建てたことで有名な民族なので、ベルベル人に会ってみたかった檀原としては感激😳😳

 

ベルベル人の彼についていくと、我々が乗るラクダが綺麗に鎮座していた。
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かわいい。でも、近付くと口臭いしうんちボトボト垂らすし、遠くからの鑑賞を推奨。


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一緒の宿から出発のイタリア人2人とアメリカ人1人とで隊列を組んで、砂漠へレッツゴー!!
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ラクダに乗るとケツが痛くなるってのは聞いていたんだけど、僕が乗ったラクダに装着されていた手すりみたいなんが進む度に股を攻撃して、股のHPがガシガシ削られる😭(生まれてはじめて"股のHP"って言葉を使いました)


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股は痛むが、目の前には映画のような景色が広がる😳✨✨

どこまでも続く砂漠、ゆっくりと歩くラクダの隊列、真っ青な空…‼︎

一生に一回はサハラ砂漠に来て、こんな景色が見たいと思っていたんだ…‼︎

 

夢を持てることも、その夢を叶えることができることも、たいへんに幸せなことだと思うので、僕の人生は最高です。

ラクダに乗ってると、感動のあまりそんなポエマーみたいなことを考えがち。ラクダあるある。


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ベルベル人に写真を撮ってもらう。

ベルベル人は観光客が来まくってるからか、日本語もフランス語もイタリア語も英語もちょっとずつ話せるようで、だいじょぶー??すごいねー!!頑張れ頑張れ〜!と流暢に話かけてきて面白い。

海外の人ってなんでこんなに色んな言葉を駆使できるんやろか…


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台湾人のグループも加わって、いよいよキャラバンっぽくなってきました。
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キャラバンのラクダの影がまたいい味だしとるんですわ、これが。

 

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ベルベル人が写真撮ってくれって言ってきた。かわいい。

ベルベル人は元気いっぱいです。
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しばらく進んだところでサンセットを待つことになりました。
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ザ・砂漠がどこまでも広がってます…。
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ベルベル人の指導のもと、砂漠での写真の撮り方を学ぶ。

ベルベル人with檀原&ゆうとくん
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砂を蹴り上げていい写真を撮ってもらう代償に奥底までサハラの砂粒が靴に入り込む。f:id:yusuked:20200203214225j:image

同じグループの皆で。
欧米人も喜んどります。
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しばらく遊んだあと、ベルベル人たちは砂漠でまるで我が家のようにくつろぎだします。

なんでこんな砂の中でそんなにリラックスできるんや?笑


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日が沈みだすと、砂漠が赤く染まって日中とはまた別の美しい景色になります。
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ベルベル人ラクダがまた絵になるんじゃあ…

 

日が沈み切ると、再びラクダに乗って砂漠のキャンプ地へと向かいます。
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けっこうちゃんとしてます。
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夜ご飯は皆でタジンを食す。これほんとに人数分かよ?!ってくらい大量に料理が出てきて食べ切れなかったんだが、入ってるナスが最高にうまかった😊✨


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飯を食べた後は、ベルベル人たちがキャンプファイヤーとともにベルベル音楽を奏でてくれます。

僕らも太鼓叩かせてもらったけど、これがまた難しい…ベルベル人達は流石の腕でした。

ベルベルミュージックに耳を傾けながら空を見上げると、そこには満点の星空💫
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ちょうど月も新月に近くて、雲もなく砂漠の中で最高の星空が見れた✨

何度も流れ星を見つけるも、絶景に面食らっていて願いごとするのをすっかり忘れてた。

無事に最後まで旅できますように🙏🏻

 

砂漠キャンプには一応ベッドがあるのだが、やはり冬は恐ろしく寒かったのでめっちゃ厚着して毛布にくるまって眠りについた。


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朝、凍える寒さで目を覚ますと、いそいそと準備をして次はサンセットを拝みにラクダにまたがる。
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皆でビューポイントへ。急がないと太陽がちょっと見えかけてる!!
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なんとか間に合いました。

夕日もきれいだけど、個人的にはこの朝日のがきれいやったなー。

というか、2日とも雲や雨じゃなくていい景色が見れてほんとにラッキーである。

 

朝日を堪能したら、ラクダで宿まで帰った。

天候にも恵まれてめちゃめちゃ素敵な体験ができたツアーだった😳✨

因みにこの砂漠一泊ツアーは4,200円で参加できるので、モロッコを訪れる方は是非参加しましょう!🙌🏻

 

お目当だった砂漠ツアーを満喫しましたが、サハラではまたもう一つのツアーに参加することになったので、それはまた次の記事で書いていこうと思います✍🏻

それでは!

【6カ国目 モロッコ🇲🇦】青い街シャウエンの非現実的な街なみ

はいどうも!!🙌🏻

ようやくモロッコのことを書いていけます。エジプトの次はアフリカ北西に位置するモロッコ🇲🇦にやって参りました!

インド・エジプトと並んで世界三大ウザい国の異名を持つモロッコは果たしてどれほどウザいのか?!楽しみですね。笑

 

それと同時に、モロッコにはサハラ砂漠トドラ渓谷、そして青い街シャウエンなどなどの有名な観光スポットがある国としても有名です!

今日はそのうちのひとつ、シャウエンへと行ってきた話です。

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これ、一眼じゃなくてスマホで撮った写真なんですが、スマホの戦闘力の高さにちょっと引きました。今回の旅からGoogleのpixel4を導入したのですが、まーーじでおすすめです。

さあ、ではいってみましょうか!

 

◆モロッコの基本情報

 

そもそもモロッコどこやねん。

という人もいそうなので、簡単に場所とかの説明だけ。

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ご覧の通り、アフリカの北西に位置しています。スペインとは死ぬほど近いので、スペイン人をはじめ多くのヨーロピアン達が旅行しに来るそうです。

 

日本との時差は8時間です。

位置的には本当は日本と9時間違うはずなのですが、サマータイム制を1年間継続して導入しているので1時間ずれるのだそう。

 

サマータイムとはなんぞやという人へ

サマータイムとは?簡単にわかりやすく仕組みとメリットデメリットを紹介│SEKAIE

サマータイムとは、基本的には夏の日照時間(太陽が昇ってきて沈むまでの時間)が長い時期に導入される時間。

いつもより時計を1時間早くすることで、太陽の出ている時間をより有意義に過ごそうという目的で実施される。

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サマータイム導入前7:00は、サマータイム導入中では6:00とされるということやね。

アンダスタンドできましたか??
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ただ、モロッコは2年ほど前から日照時間が短い冬でもお構いなしに一年中サマータイム制にしてしまったので、冬の朝は全然日が昇ってきません😂(フランスのルノー社との兼ね合いなんだとか。)

 

宗教はスンニ派イスラム教徒がほとんど。

言語はアラビア語ベルベル語となってます。(フランス領だったのでフランス語も通じる)

以上、簡単すぎる説明おわり!

 

カサブランカの空港に夜中に到着

 

エジプトのカイロから5時間ちょいでモロッコカサブランカの空港に到着。

入国審査やらなんやらを済ませ、現地通貨をキャッシングしてSIMカードを買って…とわちゃわちゃして夜中の1時くらいに空港ロビーへ。

空港から街へはタクシーor電車なので、お安く始発の5時まで待つことに。

ほんとは空港の椅子とかで寝ようかと思ってたんだけど、カサブランカの空港まじで椅子がねぇ!!😂😂眠い目をこすりながらひたすら始発を待つことに。地味に辛かった…

 

始発の時間までひたすら耐え、バスターミナル最寄りのカザ・ポート駅まで直行。昔は乗り換えが必要だったみたいですが、直行でいけました。

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めちゃ近代的なカザ・ポート駅。

それにしても朝のモロッコは凍えるくらい寒い🥶めっちゃ着込んでるのに!

日が出るまで待とうと思って待っていても、全然日がでない!!(この時はモロッコサマータイムの話を全然知らなかったのでびびった)

ので、バスターミナルまで行ってシャウエンまでのチケットを買いに行くことにした。

 

幸いにも街は真っ暗だけどバスステーションは稼働していて、無事に13時半のチケットを買えた。(シャウエン!って言ったのに、エッサウィラという街行きのチケットをわたされるというプチトラブルがあったが)

 

8時をすぎてようやく明るくなってきたので、半日間の街歩き開始!

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ぷらっと入ったレストランが高級すぎて引いた。でもあまりにも腹が減りすぎて入るのを我慢できなかった。

確か、朝食のセットが90ディルハム(1,080円)。

ぼったくりとかやなくて、めっちゃ豪華なセットだったので値段相応なんだろうが、溢れ出すこれじゃない感…。

 

腹を満たして、観光地としてはイマイチと言われているカサブランカを街ブランカ


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まずはハッサン2世モスク

緑ベースのテイストが美しく、装飾も丁寧で結構すごい!

一つだけ、みょん!と伸びている塔はミナレットといいますが、世界一長いミナレットらしい。ふーん、すごいじゃん。

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ここのモスクはミナレットのでかさよりも、大西洋に面しているっていうところが魅力だと思う。

非常に絵になるし、我々日本人が大西洋を眺めるってのは、やっぱり感動するもんである🥺✨

 

中に入るのはお金もかかるし、スキップして街の中を散策します。
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旧市街の近くにはウォールアートがたくさんあるポイントがあって、そこらをそぞろ歩くのはなかなか良き感じでした。
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壁がカラフルだったり、
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なんかお洒落にデコった壁と扉があったりと、見どころの少ないカサブランカの街での暇つぶしには最適です。(オブラートに包まないスタイル)

 

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旧市街は迷路のようになっていて、あえてGoogleマップを使わずに迷ってみるのが楽しかったり。

白い壁に木製の扉や鉢植えが映えます。

 

意外と綺麗な街並みやモスクで楽しむことができたカサブランカ。しかし、やっぱり観光は半日で充分でした。

 

◆バスでシャウエンへ

 

カサブランカからシャウエンへは地味に距離があるので、バスで8時間くらいです。

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今回のモロッコ旅は、

カサブランカ⇨シャウエン⇨フェズ⇨メルズーガ⇨ティンジル⇨マラケシュ

という、時計回りにモロッコを周るルートで旅をします。


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バスの車窓より。

ロッコ北部はほんとに豊かな農業地帯なんやな〜って景色が広がっています。まるで北海道みたいに広大かつ豊かな土地。

バスは、まあ広くは無いけど不満もないって感じでした。ただ8時間はやっぱつらみ。

 

◆青い街に到着!

 

シャウエンに到着した頃には、空はもうすっかり暗くなってました。
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でも、夜でももう全然綺麗😳✨

これは明日に期待が高まります…!!

 

翌朝、

目を覚ますとシャウエンは雨でした。


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人がいない間に写真を撮るために、朝早くに街ブラしてたんだけど雨のシャウエンもまた乙です😳✨

スマホで撮った写真なのに、なんか全部それっぽから写るという!!

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昼ごろになると、ちょこちょこと晴れ間が覗くようになってきました!!OH!GOD!!!
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ちょっと歩いては良さげなスポットを見つけてパシャリ、またちょっと歩いてはパシャリといった具合で全然進めません。笑

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なんだこの幻想的な街は。写真家を殺しにきとるだろ。俺写真家と違うけど。笑

 

シャウエンの街の写真撮れ撮れ攻撃に手こずりながら、ようやっと街を横断すると、街を見下ろす高台までの道のりに出ます。
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こんな感じのところを登りますと…

 


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ててーん!

シャウエンの街を一望できます。
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よくもまあこんな青い街を作ったもんや…。

インドのジョードプルの千倍青いわ。すまんなジョドちゃん。


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歩きまくってお腹が空いたら、エビのタジンを食べます。うんめ〜😳✨

タジンってのは有名なモロッコ料理ですが、これがまた優しい味わいでうまいんじゃ😂✨

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そしてそして、そこら中に猫ちゃんがいっぱいいます。

地元のモロッコ人をはじめ、観光客からも可愛がられてるようで、近づいても全然逃げません。猫好きで好きな色が青色な人には天国のような街です。

僕も、好きな色が緑でなければあと半年くらいここで足止めを喰らっていたことでしょう…ふぅ…冷や冷やさせやがる…

 

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だんだんと晴れて参りました。

僕が絶景を見た時の口癖は、ホントにこれ現実かよ。なんですが、連発させられました。1人なのに。
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有名なフォトジェニックスポットたち。たまらぬ。たまらぬくらい中国人がおる。おまえらホントにウイルスもってへんのやろな?!たまらぬわ。
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人というか猫が住んでるんやないかこの街はと思わせるくらい沢山いるニャン's。

ヨーロッパの金髪美女にこれでもかと愛でられていた姿を目撃したので、来世はシャウエンの猫に生まれ変わることをここに決意した。帰ったら滝行だ。


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可愛すぎるオレンジジュース屋さんを発見。

ロッコは野菜も果物も美味しくて、搾りたてのジュースは最高なのだ。
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ちびっ子がしぼってくれた。

なんていい絵なんだ。恐ろしいぞ。

なんかこういうCMがあったような気がする…ないなら撮った方が良い。
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旨すぎたオレンジジュース。

いい絵すぎて、これを撮ってるのが老け顔26歳だという自覚を忘れしばし写真撮影に没頭してしまったことをここに反省したい。すまんかったと思っている。


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ロッコはウザいウザいと言われて、相当構えて入閣したのだが、ここまでの行程でまったくウザい思いをしていない。

というか、めちゃいいやつばっかである。お土産屋さんも全然押し売りな感じじゃなく、露店を冷やかしてもさして絡んでこない。まったく拍子抜けだ。

 

どうやら、マラケシュあたりに強者たちが集まっているとのことなので、ラスボスに向けて気を緩めずに旅を続ける必要がありそうだ。

 

とりあえずシャウエンがゴリゴリに最高な街でひたすら浮かれポンチに過ごしたのであった。

 

 

イラン&エジプト旅まとめ

 

イラン旅のまとめをぶっ飛ばしてたので、エジプト旅と一緒に今回まとめていきます。

 

◆イラン旅費用

 

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・部屋代  11,000円

・その他  10,730円

・食費      10,045円

・観光費    8,400円

・お土産    7,455円

・日用品    5,170円

・交通費    4,191円

・ツアー代 1,320円

 

合計 58,311円

 

イランには2週間滞在しました。

街から街への移動はバスを利用しましたが、バス代がスーパー安いので、交通費はぜんぜんかかりません。

食費も350円くらいでケバブとライスのセットをお腹いっぱい食べることができるので、全体的に滞在費用は安く済むかと思いました。

宿もドミトリーを活用すれば、一泊千円以内で快適に宿泊することができる宿が多かったです。(ホットシャワーも問題なく出る)

入国時に必要なVISA代と強制加入保険で1万円弱ほどもっていかれるのが、ややお財布には痛いところです。

 

⚫︎イラン良かった点

 

イランはめちゃめちゃ旅しやすいです!

イラン人は皆親切かつ超親日なので、商店で水を買おうとしたらタダでくれたり、迷ってたら案内してくれたりと、これまでの国々と比べて安心して旅をすることができました。

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街も清潔で、物価も安い。治安も良い。

綺麗なモスクや壮大な遺跡など、見どころも多くあって相当オススメできる国であると思いました。

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世界史で有名なイスファハーンには、世界の半分があるのでそれを見に行くだけでも価値のある国だと思う。(社会科教師目線)

 

⚫︎イラン欠点

 

僕はギリギリセーフでしたが、2020/1/27現在ではアメリカとの衝突によって外務省からは危険レベル3"渡航中止勧告"が出されています。現地に行ってしまえばそんなでもないのでしょうが、しばらくは渡航をやめておいた方が賢明ですね…。少しでも早く状況が改善してほしいものです…。

 

あとは、イランはイスラム教を国教としているので、女性はスカーフで髪を隠さなければいけません。また、肌の露出や体のラインを隠せるような服を着ないといけなかったりします。

イランの人自体は、そういった戒律について結構ゆるゆるなのでそんなに緊張する必要はないのですが、日本と異なる文化に特に女性は合わせなければならないのが煩わしい人は大変かもしれません。

まあ、僕はそういうのも異文化体験として楽しんだもん勝ちだと思いますが…。シーラーズで出会った女性はがっつりイスラーム女性の服を仕立ててもらって、それを着るのを楽しんでいました。

 

◆エジプト旅費用

 

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・観光費   11,305円

・交通費    8,249円

・食費        7,798円

・部屋代    6,947円

・その他    4,516円

・ツアー    2,380円

・お土産    2,240円

 

合計 43,435円

 

エジプト滞在は1週間と、これまでの国々と比べると駆け足で観光した国となりました。

後述しますが、とにかく観光費が高い!それに尽きます。もう少し長期間滞在するのであれば、相対的に観光費の割合が小さくなっていくのでしょうが、多くの人はそこまで長期滞在しないだろうしなぁ…

 

⚫︎エジプト良かった点

 

エジプトの良さの1つとして、想像していたよりずっとご飯が美味しいことがあります。

モンゴルでトラウマのあるラム肉も、しっかり臭みをとっていて食べやすかったし、スープやサラダ、それに魚も食べることができて、僕の中のアフリカ飯のイメージが変わりました。
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中でも、下の写真の料理をコシャリといってエジプトのソウルフードなのですが、これが安くてうまい!

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1つ90円弱くらいで、お腹いっぱい食べれます。豆とパスタとマカロニとすっぱ辛いソースを混ぜて食べるのですが、とりあえずコシャリくっとけば間違いないです。

店によってソースの味付けが違うのを楽しむこともできて、さすがソウルフードと言われるだけのことはあるという感じでした。


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また、入場料は高いものの、やはりエジプトといえば遺跡やモスクなどの見応えはばっちりでした。
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特に遺跡の街ルクソール周辺は、いわゆる"エジプト"のイメージそのままの遺跡をお腹いっぱい楽しむことができます。

 

⚫︎エジプト欠点

 

観光地の人がウザい。

 

これに尽きる。

相当ダル絡みされて、あらゆる手を駆使してお金をむしりとろうとしてきます。

特にピラミッド周辺のプロのウザプト人たちのウザさは世界最強クラスだと思います。思わずこわしから昇竜拳決めそうになるのを堪えるのに苦労しました。
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もちろん、良いエジプト人もいるので誤解はしないでほしいですが、良い人の印象が霞むくらい彼らの勢いが強いのです。はい。

 

◆総括

 

まあ、色々な問題はありますが、イランもエジプトも一生に一度は訪れた方が良い国であるということは間違いないです。

両国とも観光の難易度自体はさほど高くないですし、旅行者として最低限のことの気を付けていればトラブルに巻き込まれる危険性も少ないと思います。

 

どちらの国も、行ってしまえば旅行者を必ず満足させてくれる力があると感じたので、ちょっとでも気になる人は足を伸ばしてみることをオススメします。

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エジプトの次はロッコ🇲🇦のお話になります。

現在滞在してる最中ですが、既にモロッコの魅力にやられまくっているので、少しでもモロッコの魅力を伝えれたらと思っています😳✨

お楽しみに!

【エジプト旅】水没から逃れたアブ・シンベル神殿

アッサラームアライコム🙏🏻

これはアラブの国々で共通の挨拶だそうですが、僕は長くてめんどくさいのでイランと同じくサラーム🙏🏻って挨拶してます。全然サラームで通じます。

 

さて、エジプトの記事はこれで書き終わりたいと思います。

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今日は、ルクソールの残りと有名なアブシンベル神殿へ行ってきた話です。

ここは世界遺産の始まりとなった遺跡であるので、そういった意味でも凄く面白いところでした!

 

ルクソール東岸観光

 

王家の谷などのナイル川西岸を巡った翌日、今度は東岸を歩きます。

東岸で一番大きなカルナック神殿というバカでかい神殿を観に行きます。

 

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入場料を支払うポイントの近くに立ってたオブジェがかわいかった💫

カルナック神殿の入場料は200ポンド(1,400円)でした。相変わらず容赦のない価格。どうやらエジプト人の辞書には『容赦』という文字はないと思われる。

しかし、ここはそれだけ払ってでも入る価値のある神殿だと思うほど素晴らしいところでした!


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神殿外観。

こうしてみると、そんなに大きな規模ではないかと見間違えてしまうが、入るとその広大さにビビることになります。
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入口には羊のような像が並びます。


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その辺にごろごろと転がってる岩に壁画やヒエログリフが彫られていて、感覚がバグる。

エジプトは遺跡がありすぎて、道端の石みたいなノリで遺跡の岩が転がってる…。絶対エジプト人の遺跡感覚バグってるよこれ。f:id:yusuked:20200122234325j:image

巨像の横を通り過ぎていくと…
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あれ…この神殿、おもったより奥行きがあるぞ…??


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って、柱スゲー!!!😳😳


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柱の間の広さとデカさに興奮!!

王家の谷とはまた違ったタイプの凄さです!ルクソールはほんと遺跡の宝庫だ。
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写真を撮ってもらった。いい写真でそっこーインスタの画像を変える。

 

さらにさらに…

 

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ながーい!!!

これはオベリスクという記念碑(モニュメント)だそうな。古代エジプトでは神殿などによく建てられたんだそうな。

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そびえ立つオベリスクにはヒエログリフでなにやら書いてありました。よくわからんけどカッコイイ!!(社会科教師の発言ではない)

オベリスクって聞くと、遊戯王思い出すのは絶対に俺だけではない筈。遊戯王がそもそも古代エジプトをモチーフにしてるから当然っちゃ当然ですが。

 

気候は快適なんですが、あまりに広いので休憩しながら観光します。
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休憩スペースの屋根がヒエログリフ風に穴あきになっているという、なんとも素敵なスペース。

休憩スペースの横にも、無造作にヒエログリフが彫られた恐らくもっと大切にされて良い筈の岩が放置されていた。

高い入場料払ってるんやから、もうちょい保全に力いれような?😅

 

結局3時間〜4時間くらいかけて神殿を堪能。

ヘトヘトになったので今日の観光はこれまで。遺跡観光とか博物館って、意外と体力使うんよね💧夏場に観光に来てる人とか、正気じゃないよ💧


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ナイルに沈むサンセットを眺める。

 

インドのガンジス川と違って、思ったより綺麗なナイル。エジプトという国を繁栄させてきた母なるナイルをゆったりと眺めながら、その歴史に想いを馳せる…

 

ゆっくりと流れるナイル川。心地よい気温とそよぐ風。美しく燃えながら沈む夕陽…

 

あぁ…旅ってやっぱりしあわs

ボォオオーーート????ベリチィイイイイィィィプ!!!

 

 

この景色の前だと何でも許せそうだよn

ユアチャイナァア?!コリィィイアァ??!!

 

 

いやほんと、すてk

ニィハァアーオ!!ボートオォケェーーイ?!ベリチィイイ

 

 

うるせえええええええ黙ってられねぇのかこのクサレ◯ンポド◯サレ野郎がああああ!!!!それ以上ボートとチャイナとコリアの話してみろ、グルグルに縛り上げミイラにした挙句に重りつけてナイルに流すぞこのアンポンタンがあぁぁああ!!!!

 

 

 

ナイル川に沈む夕陽を見ていると、その美しさに心が洗われて何でも許せそうな、そんな気持ちになりました。(迫真)


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ルクソールは川付近の街の雰囲気がほんとに気持ち良いのですが、川に近づくとコラッタとの遭遇率が上がります。


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アイスとチキン美味しかった。アイスは35円、チキンは350円くらいだったと記憶。

エジプトに来て、飯の不満はほぼ無いに等しい。モンゴル羊地獄をはじめに越えてきたのが今思えば良かったのかもしれない。

 

◆最後の地、アスワンへ

 

時間もお金もあまりないので、居心地の良かったルクソールを離れてエジプト最後の地であるアスワンへと向かいます。

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アスワンはエジプトでもかなり南部にある街。ほとんどの旅行者が、アブシンベル神殿への足掛かりとしてこの街を訪れます。

ピラミッドに利用された岩石は大きく2つあって、そのうちの一種類はここアスワンから運ばれていたといいます。いまでさえ、カイロからだと列車で15時間くらいかかるこのアスワンの地から膨大な数の巨大な石材を運んでいたと思うと、古代エジプトのエネルギーを思い知らされます。

 

朝イチで駅に行き、チケットカウンターでアスワン!と言ったら普通に買えました。

8:40くらいに到着するはずの列車を待っていても、なかなか来ず…40分ほどたってようやくホームに列車がやってきました。

一緒にアスワンまで向かう日本人の人たちと、やっときたねーとかって言って乗り込もうとすると、

NO!ネクスト!!

と言われ乗車拒否される。

はぁ?!なんでやねん!!とチケットを見せてアピールすると、どうやらこの列車は僕らが乗る一本前のものらしい。どんだけ遅延してんねん!!笑

結局、僕らの列車は1時間ほど遅れてホームに到着したのであった。インドでは全然列車遅れなかったのに、まさかのエジプトでかまされるという事態になった。笑

まあそのためにも朝早く出たわけだし、旅の醍醐味だし全然いいんやけどね。

三、四時間ほどで到着して、チェックインと翌日のツアーを申し込んで飯食ってこの日は解散。

 

アブシンベル神殿ツアー

 

翌朝は4時にホテルのフロントに集合。眠い。

アスワンからアブシンベルまでは車で3時間くらいかかります。
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そこそこちゃんとしてる朝食をもらって、ワゴン車的なのに乗り込みレッツゴー!!僕は朝飯を食べてすぐに寝ました。
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うとうとしてると、エジプトの大地に朝日が昇っていました。

きれーい…ぐぅ…(三度寝)

 

狭い車内でもぞもぞしながら耐え、ようやく到着。

入場料を255ポンド(1,785円)も支払います。血も涙もねぇ国だ。

 

しかし、なんやかんやゆうてもピラミッドの次に楽しみにしていた遺跡…!胸が高鳴ります!!


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ぎゃーす!!めっちゃ巨大!!😳✨

それに、すんばらしークオリティです!!✨

写真では見て知っていたけど、やっぱり実物は迫力が違います!!

この神殿は約3000年前に作られたんだそうな。どないやねん。当時のファラオであるラムセス2世の命によって作られました。

 

えー、それでは、像の紹介をさせていただきますね。
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まずは右手奥から。一番右がラムセス2世。

そしてその隣に座っているのが、"あの"ラムセス2世。

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視線を左に向けまして、上半身が壊れてしまっていますが、こちらはなんとラムセス2世!

そして最後、1番左に鎮座しておられますのは、他でもないラムセス2世です!!

 

どんだけ自己愛強めなん??ラムセス2世。

 

自己肯定感低めな檀原に、その自己愛を分けて欲しいと時代を超えて尚思わせるラムセス2世の力は圧巻である。
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神殿の中は、スマホなら撮影OKです。

といっても、一眼で普通に写真撮ってるおばちゃんいっぱいいたけど。チップ渡してんのかな。
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中にも大量のラムセス2世像が。

もう、ラムセス2世神殿って名前に改名したほうが良いと思う。
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そんなラムセス2世、ヒッタイトという強国との戦いに勝っていて、結構すごいのである。神殿内にはヒッタイトとの戦いを表す壁画が多々見られる。
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それにしても、内部が広い。外面の写真ばかり見るので、中がこんなにちゃんとしてるなんて知らなかった。
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穴から檀原。

載せておいて、こんなに誰からの需要もない写真はないなと思った。
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神殿の前にはダム湖であるナセル湖が広がる。

エジプトはナイル川の治水のためにアスワンハイダムの建設を行ったのだが、当初の計画ではアブシンベル神殿はダム開発によってできるダム湖に沈む予定であった。

しかし、それはいかん!としたユネスコによって国際的な救済措置がなされ、いくつものブロックに遺跡を切り分けて大移動をしたのだという。これをきっかけに、世界遺産という制度が始まったのだと。

冷静に、遺跡を移動させよう!!って考えめちゃクレイジーだと思うんだけど、それをやってのけたユネスコさんには痺れますね。


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こちらはアブシンベルの小神殿と呼ばれるもの。ラムセス2世が最愛の妻ネフェルタリに捧げた神殿です。

計6体の立像がありますが、2つがネフェルタリ、4つはラムセス2世です。

 

もう一度言いますが、この神殿はラムセス2世が最愛の妻に捧げたものです。

 

ラムセスの自己主張が強い…強すぎる…

 

すげぇよあんた…きっと現代に生まれ変わったら鏡がある度に自分の顔とか髪型チェックするタイプだよ間違いなく…
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中もすごいです。すごいんですが、エジプトに来てから結構なレベルの遺跡を見過ぎて、これくらいだとふぅーん、すごいじゃん。くらいのリアクションしかとれなくなってきました。メンタルインフレがすごい。
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2時間弱くらいで観光を終えて、また窮屈なバスで3時間かけてアスワンに戻ります。
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エジプトってほんと、ナイル川周辺を離れると砂漠ばっかなんやなぁ…

 

◆thank youエジプト🇪🇬

 

ツアーから戻った日、そのまま夜行列車で一気にカイロまで戻りました。翌日の夜の便で次の目的地であるロッコに飛ばなければいけなかったからです。

カイロでの最終日、ルクソールから行動を共にしていた日本人の方と最後の晩餐にコシャリを食べに行きました。

注文の際に、ウエイターが地味にチップを入れた金額を請求してきたけど、まあ最後だしということで文句言わずに払うと、すごく上機嫌に接客してくれた。ほんと、単純である。笑

 

名前はなんていうんだ?

と聞かれたので、悠介だよというとコシャリを頭文字のY型に盛り付けてくれた。
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なにその可愛いサービス。笑

チップをもらったエジプト人は可愛いという新たな発見があった最終日だった。

 

最後に感謝の言葉を伝えて2人と別れ、空港へ向かった。

エジプトの旅は割と誰かといる時間が長かったので、また違った感覚が楽しめる旅であった。

 

この1週間、エジプト人がウザいウザいと言ってきたけど、よくよく思い返してみればあいつらもそんなに悪いやつじゃ…

 

ゆうほどは…

 

やっぱウザかったわ。エジプト人