絶景のコムローイ祭に参加してみた

皆さんはコムローイのお祭って知ってますか?

タイのチェンマイで、毎年11月ごろ満月の日に開催されるお祭です。

f:id:yusuked:20191114180039j:image

f:id:yusuked:20191114182852j:image

f:id:yusuked:20191114193447j:image
f:id:yusuked:20191114182954j:image

これは実際に行って撮ってきた写真なんですが、めっちゃくちゃ綺麗な景色ですよね😳✨

何を隠そう今回インドの前にタイに立ち寄ったのは、出発前に日本でラプンツェルを見てこの祭に行きたくなり、時期的に行けるじゃん!!と、チケットを衝動買いしたからなのです。

f:id:yusuked:20191114183558j:image

今回は、お祭りがどんな様子だったか。どういった意味のお祭りなのかを紹介していきますね。

 

◆コムローイ祭とは

タイでは農業の収穫に感謝して、水の女神に祈りを捧げるお祭として、イクラトンという灯篭流しの行事が今なお行われています。

タイのバンコクや各地では、この時期になると紙やバナナの葉で作った灯篭が各地で売られ、街が賑わいます。

f:id:yusuked:20191114184441j:image

f:id:yusuked:20191114184615j:image

会場でも、灯篭をもらって灯篭流しを体験することができました。綺麗。

f:id:yusuked:20191114184946j:image

しかし、チェンマイにおいてはそれだけでなく、上の写真のようなコムローイ(熱気球)を空に飛ばす催しがサンサーイというエリアで行われており、サンサーイ祭と呼ばれていたそうです。

このお祭りは、天のブッダに感謝の気持ちを捧げる宗教色の強い仏教行事でしたが、その幻想的な光景を一目見に、外国人たちが集まってきました。宗教関係なく、色んな人たちが良くも悪くも集まってきてしまったんですね。

現地のタイ人たちは、神聖な気持ちで天に祈りを捧げているのに、その横で

 

ヤバくな〜い?!マジ、映えるんだけど卍(パシャパッシャー🤳🏻)

 

ってされたら、嫌ですよね、普通に。

なので、今は外国人向けに宗教色のない気軽に参加できるイベントとして、別枠で開催されているそうです。

因みに本当に外国人ばかり(日本人率高し)で、現地のタイ人は自分たちの家のお寺とかで集まった時にやるらしい。

 

◆イーペンメーリムに参加してみた

ひと口にロイクラトンの祭といっても、場所や日付が色々あって、それぞれに特徴があります。

一番有名なのは、イーペン・ランナー・インターナショナルという大学の近く(たしか)で行われるイベントなのですが、このイベントはあまりにも人気すぎて、毎年すぐにチケットが売り切れてしまうそう。

 

今回僕が参加したのは、イーペンメーリムというイベント。

詳しい違いなんかは、↓このサイトなんかが丁寧に説明しているので(申込み方法なんかについても)、興味がある人は一回読んでみることをオススメしますよ🙌🏻

【2019年 コムローイは2択】イーペンランナーインターナショナルとイーペンメーリムどっちにする? | この気持ちはリアル?

ここから、僕が実際行ってみた感想を書いていきますね!

 

あらかじめ指定されていた集合場所のホテルから車で移動して、会場に入ると

f:id:yusuked:20191114200052j:image

さまざまなタイ料理の屋台が並んでいて、なんでも無料で食べることができます!冷たい水ももらい放題。太っ腹ですよね〜。

バックパッカーとしてはたいへんありがたい😳
f:id:yusuked:20191114200058j:image

シートが敷いてあって、ゆっくり食べながらくつろげるスペースもあります。
f:id:yusuked:20191114200055j:image

空に浮かべるコムローイはあらかじめ席に立てかけてあります。座席は受付でもらえるチケットにナンバーが書いてあるので、それを確認して座る。
f:id:yusuked:20191114200101j:image
f:id:yusuked:20191114200047j:image

打ち上げまでには結構時間があるので、中央のステージで行われる踊りやショーを見て過ごします。参加型のものもあって、お祭り気分で楽しい☺️

しかも、英語だけでなく日本語のアナウンスもあるので、英語がわからなくてもしっかり楽しむことができます!

f:id:yusuked:20191114200832j:image

灯篭流し(ロイクラトン)も体験できました。

丁寧に作られた灯篭は凄い勢いで川を流れて行きました。笑

 

さあいよいよ打ち上げです!

イーペンメーリムでは、自分でコムローイを2つ上げることができます!(インターナショナルは1つだけなので、そこが違いですね。)

 

①袋に入っているコムローイを広げて

②中の燃料に火をつけて

③あったかい空気をためて

④せーので、はなす!

 

という順序でカウントダウンに合わせて飛ばすのですが、これが結構バタバタ😂

急いで火を点けてると、

are you ready??

5..4...3...

とめっちゃあっという間にカウントダウンが始まってしまう😂もうちょい待ってくれマジで😂

写真も撮りたいし、コムローイもあげたいしで、皆悲鳴をあげながら準備する

f:id:yusuked:20191114201014j:image

あったかい空気をしっかりためてー、、

はなす!!
f:id:yusuked:20191114201011j:image

カウントダウンと同時に手をはなすと、花火があがってすんごい景色に。ひえー。綺麗すぎんか。

f:id:yusuked:20191114202923j:image

風に揺られて、同じ方向に集まってくコムローイは天の川みたいになってて、自分が映画とかアニメの世界にいるみたいな感情になりました。こんな光景見たことない。

 

2度目のコムローイを打ち上げた後も、空席になっているところのコムローイを拾って飛ばすことがOKみたいだったので、ゆっくり写真や動画を撮ったり、何度もコムローイを飛ばしたりと、結構皆さんフリーダムな感じでした。

中には空気があまりたまってないままに、コムローイをはなしてしまってコムローイが燃え盛って落下してきている人も何人もいました。いや、あぶねぇ。笑

 

でも、一回しかチャンスがないと、ほんとに時間が一瞬しかないからメーリムの方に来て良かったなーって感想でした。

 

◆まとめ

一度は行きたいな〜、と前々から思っていたコムローイ祭。でも、仕事もあるし時間もないし諦めるかーって、見切りをつけていた場所に運良く行くことができて、本当に最高でした!

これを読んでる人の中にも、行ってみたいけどなー...って人はいっぱいいると思います。

結論から言わせてもらうと、

 

マジで絶対行った方がいい!!

 

思っていた以上に衝撃的な光景を見ることができて、本とかで読む心が動くってのはこういうことな。ってのを実感できますよ!

映像や写真でみるのと肉眼でみるのとでは、天と地の違いなので、絶対行くべし!!

 

タイなんて行けない距離じゃないし、旅のハードルもめっちゃ低い。頑張れば行ける範囲のものをなんとなく行かないまま人生終わっちゃうなんて、マジでもったいないですよ!

この記事を読んでくれた人はぜひ来年チャレンジしてみてくださいね!

f:id:yusuked:20191114221536j:image